パソコンを使っている途中にPCの動作がガクガクの激重になる現象に悩まされていました。色々原因を探っていたところ、どうやらHDDの電源設定に問題があったようなので対策してみました!
症状
症状を具体的に書いてみます。
発生条件
発生条件は、例えば音楽を再生しようとしてメディアプレーヤーを立ち上げたときや、写真データを整理しようと思って、Dドライブにアクセスしたような場合。あと何もしてないときでも発生することもあります。
そこでタスクマネージャーを見てみると、どうやらHDDの使用率が0%から100%になったときに発生しているんです。
僕が自宅で使っているPCは、PC内部にM.2のSSDが1台(Cドライブ)、他データ用にHDDが3台搭載されているんですが、これらのHDDにアクセスしたときに発生しているということですね。
もう少し具体的に言うと、どうやらWindows10の初期の電源設定では、20分以上HDDにアクセスしない場合自動的にHDDの電源が切れる設定になっていて、電源が切れたドライブに再びアクセスしてそのHDDが起動する際にPCの動作が不安定になることが分かりました。(HDDがスリープから復帰するとき、という言い方でも良いかもしれません。)
症状
症状としては、とにかくPCが激重になります。
マウスもまともに動かなくなるし、YouTubeなど再生していたら無理やりスローモーションにしたように再生され、音も割れまくります。
だいたい時間にして5~10秒くらいでしょうかね。上記のように突然発生する場合もあるので、最初はビックリしました。
原因特定には至らず
最初は電源不足を疑ってみるも…
HDDが再起動する際に重くなることは分かったんですが、じゃなぜそのときに不安定になるのかが分かりません。
最初はHDDが起動する際のピーク電力が大きすぎて電源が足りてないのかなぁと思い、電力チェッカーで測ってみましたが、40W程度なんですよね。
- 僕が使っている電源が600WのTITANIUM
- CPUとグラボの負荷が低い状態でも発生
という点を考えると、どうやら電源不足の可能性は低いような気が…?
僕が使用している消費電力チェッカーのリフレッシュレート(?)では拾いきれていない可能性もあります。
対策
ということで、原因はイマイチはっきりしないんですが、どちらにしてもHDDの起動時に発生するので、HDDが休止しないようにしました。
設定が結構奥深くにあるので、手順を記しておきます。Windows10のバージョンは1809です。
すると「電源オプション」が立ち上がるので、現在使っている電源プランの「プランの変更」→「詳細な電源設定の変更」と進み、立ち上がったウィンドウで「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」を「0」にします。
(この20になっているところを0に。)
これでHDDが休止しなくなる(=スリープからの復旧という現象が発生しなくなる)ので起動時の不安定問題に悩まされずに済みます。
まとめ
ということで、HDD起動時の不安定問題対策について書いてみました。
本来であれば電源不足かどうか確認するため、電源を換えたり他のパーツを外したりする必要があるんですが、どうにも面倒だったので、ソフトウェアでの制御でお茶を濁した次第であります。
デメリットとしては、当然HDDの休止設定をOFFにしたので僅かでも電気代が上がるという問題があります。
まぁゲームとかでPCをブン回す人にとっては誤差程度かもしれませんが…。
あとHDD休止をOFFにすることで、HDDの寿命的にはどうなのかなと思って調べてみると、どっちもどっちかなぁという気がするので、僕は気にせずいこうと思っています。
と、あまり参考にならないかもしれませんが、構成の変化などがあればまた追記したいと思います。終わり。
コメント