ディスプレイ裏に優しい間接照明を設置。眼精疲労を予防する!

DIY
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先日の記事で書いたDIYデスクなんですが、部屋の都合上シーリングライトから遠いため、どうしても暗くなってしまいます。

特にモニター付近が暗いため、凄く目が疲れてしまいます。

今回はLEDライトを使ってそれを改善していこう!という記事です。

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輝度差を無くせば目に優しい

まず最初に、目が疲れやすい原因を確認しておきます。

輝度差がある場所だと疲れやすい

人間の目は、輝度差がある場所を見続けると疲れてしまうという特性があります。輝度差があるというのは、明るい場所と暗い場所が一度に目に入ってしまうような状態。

例えば僕のデスクはこんな感じなんですけど、画面を点けると、モニターは明るいのに後ろの壁は暗い。つまり輝度差が発生してしまうわけです。
輝度差がある状態

普段意識していない方も多いと思いますが、この輝度差による疲れは思った以上のもの。パソコン使うと目が疲れるなぁとか、明るい画面見てるとしんどいなぁという方は、実は画面そのものよりも輝度差が原因であることも多いです。

輝度差を無くす工夫

輝度差を無くすための方法は簡単で、明るい場所を暗くするか、暗い場所を明るくするかです。

ただ僕のモニターは色を忠実に再現することを目的としたモデルなので、色味が微妙に変化してしまう自動調光機能は搭載されていません。なのでモニターを暗くすることは不可。

そこで、暗い壁を明るくする、すなわち壁をライトで照らしてあげることで解決します。

試しに実験してみましょう。LEDのハンディライト等をディスプレイの後ろに置き、壁を照らしてみてください。
モニターと壁の輝度を合わせた

どうでしょう、だいたいディスプレイと壁が同じくらいの明るさになっていれば、一気に目が楽になるのが実感できると思います。

僕の場合、わずかな時間でも体感できるほど違うので、数時間作業をすればその効果は絶大です。

実際に間接照明を作ってみる!

それでは実際にディスプレイ裏を光らせる方法をご紹介します!「スマートに!」が目標です。

使うLEDは高演色テープLEDの白

テープLED

使うLEDは、テープLEDという薄型タイプのものです。ACアダプターと接続するだけで使えるというお手軽LED!

もちろん、すっきりさせたいからテープLEDを使っているだけなので、ぶっちゃけLED電球とスタンドをそのままディスプレイ裏に置いてもOKです。
ディスプレイ裏の照明
LEDスタンドでディスプレイ裏を照らした例

ただし、色については白色の高演色タイプがオススメです。理由は簡単、暖色系の間接照明だとディスプレイの色が正しく判断できなくなるからです。

僕も以前は雰囲気重視で電球色っぽい間接照明を使っていましたが、写真編集で色味が全く分からなくなってしまったので、それ以来白色・高演色タイプを使っています。
電球色の間接照明

 

PCを使わないときやリラックスしたいときは、部屋に置いた暖色系の間接照明を使うこともあります。

他に用意するもの

LEDテープの他に、必要なものも挙げておきます。

こんなところです。

ディスプレイ構成によって微妙に数が変わってくるので、もしよくわからない場合はコメントしてください。💬

実際にLEDを仕込んでいく!

それでは実際にLEDを取り付けます!

事前に色々試した結果、今回はディスプレイの上部と下部の2箇所に設置することにしました。

まず購入したLEDテープがこちら。「ほんのちょっとだけ暖色に寄った白」である5000Kのテープ(1m)を2本購入しました。1本あたり8W、Ra90のタイプです。
テープLED

これらを50cmでカットします。(カット可能タイプのLEDテープなので。)
LEDテープをカットする
画像中央のハンダが盛ってある部分の中心をスパッと切ればOKです。

切り口にジャックコネクターを繋ぎます。
コネクタ

しっかり奥まで挿し込みましょう。
コネクタを取り付ける

このテープLEDには元から両面テープがついていますが、簡単に剥がれてしまいます。(実体験)
なので、面倒でも3Mの両面テープを使って貼りましょう。
3Mの両面テープ

モニター裏の上下に貼り付けました。
ディスプレイ裏にLEDを貼った
上のLEDと下のLEDは、先程取り付けたコードで接続します。

そして左右モニターに取り付けた上側LEDを、分岐ジャックで電源に繋ぎました。
分岐

実際に電源を入れると光ります!
ディスプレイ裏のLEDを光らせた

かっちょいい!!!!!

ということで、あっという間に完成です。

ディスプレイ裏間接照明の完成!

実際に表側から撮った写真がこちらです!
間接照明の完成図
写真では分かりにくいですが、眩しくない程よい光量で光っています。

実際にON/OFFで比べると、ONの方が目が楽なことがハッキリと分かります。多分、こういう小さな工夫が体調を管理する上で大切なんだと思います。

目が疲れる方。モニター裏の照明、オススメですよ。

電源スイッチを取り付け

最後に電源スイッチをコンセントに付けておきました。

おまけ~失敗例~

最後に失敗例を載せておきます。

今回使ったLEDは全部で8W程度のものなんですが、最初は3倍の24WのLEDを試しました。

それがこちら。
12W×2で眩しすぎた間接照明

物凄い爆光爆熱でした!

  • モニターより壁の方が明るくて逆に目が疲れる
  • LEDがモニターに悪影響を与えそうなほど熱くなる
  • ACアダプターも熱くなる

で大変でした。この手のDIYは自分で試してみるまで分からないのが難点ですね。

そういう意味でも、このブログが誰かの参考になれば幸いです。

まとめ

ということで、今回はLEDテープを使ってディスプレイ裏に間接照明を作ると目が楽になるよ!というブログでした。

今回は色にこだわって高級LEDテープを使用しましたが、USBから電源を取るタイプなんかもあります。色々探してみると良いでしょう。

LED1つで本当に眼精疲労が軽減されるので、「自宅のPCだとなぜか目が疲れる」という方にはぜひ試していただきたいDIYだと思います!オススメですよ!

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