先日Adobe Fontsから、「Adobe Fonts ライブラリー更新のお知らせ 〜 モリサワフォントの一部提供終了と新規フォントの追加について」というタイトルのメールが届いていました。
いつもAdobe Fontsライブラリーをご利用いただき、
ありがとうございます。 このメールではお客様が現在ご利用中のフォントの一部が、
2021年9月10日に提供終了になることをご案内いたします。
具体的にはモリサワフォントの一部の提供が終了となるようです。
提供終了となるフォント
具体的に提供終了となるフォントは以下の通りです。
- A-OTF 太ゴ B101 Pr6N Bold
- A-OTF 太ミン A101 Pr6N Bold
- A-OTF 中ゴシック BBB Pr6N Medium
- A-OTF 見出ゴ MB31 Pr6N MB31
- A-OTF 見出ミン MA31 Pr6N MA31
- 漢字タイポス４１２ Std R
- 漢字タイポス４１５ Std R
- 漢字タイポス４８ Std R
- RoぶらっしゅStd U
- Ro日活正楷書体Std L
- RoサンStd M
- Ro篠Std M
- TBカリグラゴシック Std E
- TBちび丸ゴシックPlusK Pro R
- TBシネマ丸ゴシック Std M
- TB新聞ゴシック Std M
- TB新聞明朝 Std L
- TBUDゴシック Std B
- TBUDゴシック Std H
- TBUD明朝 Std H
- TBUD丸ゴシック Std B
- TBUD丸ゴシック Std H
- 游明朝体36ポかな R
- 游明朝体五号かな R
- 游明朝体 Pr6 R
詳しくはこちら。
こうして列挙してみるとかなり多くのフォントが提供終了するようなのですが、個人的には特に「漢字タイポス」シリーズを多用していたので、それが使えなくなるのは残念です。
A-OTFシリーズのフォントなども使用している人は多いと思いますが、人気のフォントが一気に終了するのは影響が大きそうです。
メールによると、
お客様にはご
迷惑をおかけしますが、 今年後半には新しいモリサワフォントが追加され、 またさらに多くの日本語フォントメーカーもAdobe Fontsに参加することが見込まれておりますので、 ぜひご期待いただければ幸いです。
とのことなので、減ったもの以上の追加があれば良いなぁと期待していますが、いずれにしても僕の大好きな漢字タイポスなどを使用し続けるにはモリサワとの契約が必要になるようなので、現実的にはいくつかのファイルでフォントを置き換える必要があるかなと思っています。
今後の流れ
さて、今後の流れですが、上記のフォントが2021年9月10日に提供が終了した後、順次アクティベート一覧から消えます。そうなると以降アプリケーションのデフォルトのフォントに変更されるようです。
また、該当のフォントを使用している文書の編集は2021年11月15日まで可能、Webプロジェクトは削除しない限り有効とのことなので、該当する可能性のある方はご確認ください。
まとめ
ということで、簡単ではありますが、Adobe Fontsから一部のモリサワフォントの提供が終了しますよ、という記事でした。
今や何でもサブスクリプションで利用可能になっていますが、一方で今回のように突然サービス内容が変更になるリスクもあるんだなぁということを改めて実感できました。
一つのサービスに依存しすぎない環境を作らないといけないなぁと思います。
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