僕は以前から「VEJRHØJ(ヴェアホイ)」というブランドの腕時計が好きで、2本持っています。スウェーデンのブランドで木を使った腕時計を多数リリースしていますが、価格はどれも2万円前後と非常にお手頃です。
今回そのうち1本の電池が切れたので、交換してみました。
ヴェアホイは「こじ開け」タイプ
腕時計の裏蓋には何種類か開け方があるのですが、ヴェアホイは一般には「こじ開け」と呼ばれるタイプです。
パッキンの付いた裏蓋がそのままグッと押し込まれる形で閉まっているので、専用の工具で開ける必要があります。
こじ開けタイプで電池交換を行うための工具
こじ開けタイプの裏蓋は精密ドライバーなどでもこじ開けることも出来るのですが、これをやると本体に傷が付いたり指を怪我することもあるので、できるだけ専用工具を準備することをオススメします。
といってもAmazonで売ってる安いやつで十分です。これは裏蓋を開ける以外に、バンドの調整など一通りの作業が出来るようになっています。
あと、こじ開けタイプは一度開けると簡単には閉まらなくなるので、閉めるための工具も必須です。
両方合わせて3~4千円くらいなのでお店に頼んで交換してもらうよりは高いですが、一度揃えればずっと使えるので買っておいても損は無いと思います。
実際に交換してみる!
それでは実際に交換してみます。
今回交換するのはこいつ。
これは新品時に撮影した写真で、今はバンドがかなりくたびれてしまっています。なんか仕様変更してて、僕の時計に合うバンドがもう売られてないのが悲しいです。
こじ開ける!
それでは早速こじ開けていきます。使うのは、ツールの中のこじ開けツール。
先端が”くの字”状になっているので、入り込みながら押し開けてくれます。
これを、裏蓋の開け口の部分に差し込みます。
グリグリっと差し込むと、少し裏蓋が浮いてくるので、別の部分にも差し込んでグリグリっとやると開きます。
時々めちゃくちゃ硬くなってる腕時計もありますが、ヴェアホイは簡単に開きました。
電池を交換する
開いたら電池を交換します。タイプは「SR626SW」というやつです。よく腕時計で使われています。
僕は家から出るのが面倒くさかったのでAmazonで購入しましたが、百均などでも簡単に手に入ると思います。
これに交換します。
裏蓋を閉める
最後に裏蓋を閉めます。これが意外と大変です。
というのも、こじ開けタイプは締め付けの強さで気密性を確保しているので、閉めるときもかなり力が必要になるんです。これは人間の力ではちょっと無理なレベルです。(僕は上に乗ってみたけどダメでしたw)
ということで専用ツールの出番!
ツールに傷つき防止のティッシュを敷いて、時計をセット。あとは万力の要領でグググッと締め付けます。
すると結構簡単に閉まります。
色んな方向から確認して、隙間がなくなっていることを確認できたら完了です!
まとめ
ということで、今回はヴェアホイの電池交換についてご紹介しました。
こじ開けタイプは開けるのも閉めるのも大変ですが、工具さえあれば非常に簡単なので、割と敷居は低いと思います。
ヴェアホイの公式サイトを見ても「お店で交換してね」というようなことしか書いてないんですが、自分で交換したことで、電池タイプが「SR626SW」ということも分かりました。この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
蛇足。ヴェアホイのムーブメント
因みにこれは完全に蛇足なんですが、2万円ほどするヴェアホイのムーブメントが、千円ちょっとのチープカシオのそれと全く同じだったのは笑ってしまいましたw
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