オリエントのミリタリー自動巻き時計「OUTDOOR」が凄く良い!

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スマホ全盛の時代ですが、やっぱり腕時計があると便利!

ということで、僕は普段仕事の時にはいつも簡単な腕時計をしているのですが、どれもスーツ用なのであまり外作業には向いていないんです。

なので外作業用の時計も一本ほしいなぁと思ってG-SHOCKなども含め色々探したんですが、なかなか安価なのに機械式なミリタリー調のアナログ腕時計を見つけたので、購入してみました!

オリエントスターのSportsコレクション「OUTDOOR(型番RK-AU0206B)」です。

追記
後日、バンドを交換して遊んでみました。凄くイメージが変わりました!

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OUTDOORの特徴

オリエント時計

今回購入した時計は、現在エプソンにある「オリエント・スター」ブランドです。

オリエントは、もともとオリエント時計株式会社として時計製造を行っていたブランドで、約70年の歴史を持っています。Made in JAPANでありながらも価格帯を抑えたハイコストパフォーマンスな製品展開を行っています。

ラインナップのほとんどが機械式で、有名ブランドであれば数十万円を出さないと手に入らないような時計が数万円~十数万円ほどで手に入ります。初めて機械式を買ってみたいという方にもオススメできるブランドですね。

OUTDOOR

オリエントスターにはClassic、Contemporary、Sportsという3つのコレクションがあるんですが、「OUTDOOR」はSportsコレクションに属し、その名の通りアウトドアで映えるミリタリー調の一本です。

駆動はもちろん機械式。自動巻きと手巻きの両方に対応していて、パワーリザーブ(ぜんまいを最大まで巻いてそのまま動き続ける時間)は50時間に達します。

視認性の高い文字盤、輝きの抑えられた黒メッキケース、サファイアガラス風防、10気圧防水、取り替え可能な引き通しのナイロンのバンド、といった具合に外での使いやすさを重視しています。(カラーによって異なる部分あり)

アウトドアで使うと当然傷も付くと思いますが、傷も味になるデザインで、使い込むほど風格が出てくる一本になるでしょう。

ラインナップは7種類

OUTDOORのラインナップ
(画像クリックで拡大)

ラインナップは、文字盤の色違い、ケースの色違い、ストラップの色・素材違いで全7種類あります。

それぞれ結構イメージが変わるので、ご自分に合うモデルが見つけやすいかと思います。特にベルトの素材の違いは大きく印象を左右します。もちろん後から革とナイロンのバンドを交換することも可能です。

実際に見てみる!

それでは、僕が購入した「RK-AU0206B」を実際に見てみましょう!

上品なボックスに入っています。

OUTDOORのボックス

こちら!

ORIENT STAR OUTDOOR

マットなサテンブラックのケース、カッパーオレンジの角丸文字と少しのオールド感で、ほどよいミリタリー感が出てて凄く良いです!

黒い文字盤は、細かいラメでザラついた質感を表現しています。のっぺりしていないので岩肌など屋外のテクスチャと相性が良いですね。

OUTDOORのフェイス

12時の下にはパワーリザーブインジケーターが。動力があと何時間残っているかを確認できます。

OUTDOORのパワーリザーブ表示

蓄光は針部分がルミナスライト(セラミックス蓄光)、文字部分は通常蓄光です。

OUTDOORの蓄光

ケースはヘアライン加工のブラックです。テカテカし過ぎず上品で良いですね。

OUTDOORのサイド

機械式で、裏面はシースルーです。ちょっと見にくいですけど、ORIENT STARの刻印が入ったパーツが動くことで、ぜんまいが巻き上げられます。

OUTDOORの機械部

キャリバーはF6N43で、22石、自動・手動巻きに対応します。日差は+25秒~-15秒です。

ベルトは編み込みナイロン素材。このベルトも凄くミリタリーっぽさを出していますね。実物はこの写真よりもうちょっとだけグリーンが強いかと思います。

OUTDOORのベルト金具

裏面には革が貼られています。

OUTDOORのベルト裏の革

ただ、機械式の時計なのにベルトを取り付けると機械は隠れます。ちょっともったいないですね。

OUTDOORのベルト

ケースサイズは41mm×49mmと、メンズ腕時計としては一般的なサイズです。厚さは12.1mmでこちらも機械式時計としては一般的ですが、ストラップが2重になるのでクォーツと比べると結構厚く感じるかもしれません。

OUTDOORのサイド

因みに重量は84gなので重いと感じることはありませんが、軽いとも感じません。

バックルは普通の穴留めタイプ。金具のくすんだ黒もミリタリー感を演出してGOOD。

OUTDOORのバックル

黒の替えベルトが1本付属します。こちらも裏は革張り。

OUTDOORの替えベルト

因みにOUTDOORシリーズは革のベルトタイプも販売されているので、僕が買ったモデルも付け替えることができます。

OUTDOORの軸

ベルトは一般的な21mmタイプなので、市販の別のベルトを付けて遊ぶのも楽しいと思います。

りゅうずについて

りゅうずの使い方が少しだけ特殊で、初めて使うと混乱するかもしれないので、簡単に解説を書いておきます。

ロックの解除

OUTDOORのりゅうず

まず、りゅうずはネジ込み式のロックが掛かっているので、りゅうずを操作する前に解除が必要です。

ロックの解除時は、りゅうずを手前側(右から見ると反時計回り)に何周か回します。

逆にロックする場合は、押し込んだ状態で奥側に何周か回らなくなるところまで回すとロックになります。このロック状態にしておかないと防水効果が発揮されないので、忘れずにロックしましょう。

手動巻き上げの方法

OUTDOORのりゅうずの説明

りゅうずのロックを解除すれば、手動巻き上げ日付合わせ時刻合わせが可能になります。

ロックを解除した状態で、そのままりゅうずを押し込まずに奥側(右から見て時計回り)に回すことで、ぜんまいが巻き上がります。(ちゃんと巻き上がっていればパワーリザーブの針が50に近づくので分かります)

あとは、1段階引き抜いた状態で回せば日付、2段階引き抜いた状態で回せば時刻を合わせることができます。このあたりは一般的な時計と一緒ですね。

仕様

一応、簡単に仕様を書いておきます。

  • 駆動方式…機械式(自動/手動巻き上げ)
  • キャリバー…F6N43(22石)
  • 精度…日差+25秒~-15秒
  • 駆動時間…50時間
  • ケース素材…ステンレススチール+黒色めっき
  • ガラス材…(表)サファイアクリスタル/(裏)無機ガラス
  • 蓄光…ルミナスライト(インデックスは通常蓄光)
  • バンド素材…ナイロン
  • バンド幅…21mm
  • 重さ…84g
  • サイズ…(縦)49mm/(横)41mm/(厚さ)12.1mm
  • 防水…日常生活防水10気圧(軽く泳いだり素潜りする程度)
  • 耐磁…1種耐磁(だいたいの機器を5cmまで近づけても性能を維持できる耐磁性)
  • 保証…2年
  • 発売日…2019年8月

OUTDOORのを使ってみての感想

それでは実際にOUTDOORを使ってみての感想です!

OUTDOORの気に入った点!

まずOUTDOORの気に入った点を挙げてみます。

  • サイズ感が良い
  • アウトドアにうってつけなミリタリーデザイン
  • 機械式でコストパフォーマンスが良い
  • 交換用ベルトが市場に豊富にある

正直にいえばかなり気に入って使ってるっていうのが本心ですね。

特に僕は少し腕が細めなので、41mmを超えるサイズだと明らかに大きすぎてしまうんですが、このOUTDOORはちょうど良いサイズ感になるんですね。まさに自分がイメージした通りのミリタリー感、サイズ感だったので凄く気に入りました。

外で使うけど、G-SHOCKみたいにヤンチャな時計ではなくもう少し大人っぽい方が良いな、って方にはうってつけな一本だと思いますね。

OUTDOORの気になった点!

一方で気になった点も挙げておきます。

  • スーツに合わない
  • ベルトも含めると結構厚みがある
  • せっかくのメカニック部分がベルトで見えない

気に入った点でも書いたように、フェイスの横幅は41mmなんですが、ベルトを2回通す構造上かなり厚みが出てしまいます。

そのあたりもあってスーツに付けるには大きくなりすぎてしまうので、スーツでの着用も考えている場合は革ベルトを選んだほうが良いかもしれませんね。幾分カジュアルさも軽減できると思います。

後日、革ベルトに交換したところ、僕が気にしていたポイントが改善されました。
簡単に改善できるので、色々バンド交換で遊んでみるのも楽しいと思います!
バンド交換後のOUTDOOR

まとめ

ORIENT STAR OUTDOOR

ということで、ORIENT STARのSportsコレクション「OUTDOOR」を購入したよ!というお話でした。

ミリタリーライクで機械式の腕時計としては、値段も含めてかなり優秀な一本だと思っています。凄く気に入ったのでこれからもどんどん使い込んでいこうと思います!

色違い等はこちら。

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