2020年1月1日に購入したSHARPの加湿空気清浄機「KI-JS70」ですが、未だに沢山売れているようです。
そこで、今日はこの空気清浄機を1年使っての感想を書いてみようと思います!
▼仕様や外観については購入時のレビューに詳しく書いてあります!
僕のKI-JS70の使い方
感想を書く前に、最初に僕の基本的な使い方を書いておきます。
運転モード
まず、エアコンを使う時期と使わない時期ではモードを変えています。
- 夏場 → 自動モードで加湿OFF
- 冬場 → おまかせモードで加湿ON
夏場は当然加湿は不要なので、タンクを空にし、フィルター等を清掃して乾かしてから使用しています。
冬場はタンクに水を入れ、加湿も空気清浄も完全に機械任せでやっています。
清掃について
続いて清掃は、1ヶ月に一回本体にお知らせが出るので、そしたら水が溜まる部分と加湿フィルターを水洗いします。この作業はおよそ15分くらいかかりますが、まったく難しくはありません。
あとはホコリが溜まる不織布を、数ヶ月に1度交換しています。夏場は水を使用しないので、特に清掃は行っていません。
以上が基本的な使い方です。
1年使用して分かったKI-JSの性能
それでは1年使って分かった基本的な性能ついて書いていきます!
加湿性能については全く文句なし!
僕は湿度が下がると途端に体調が悪くなっちゃうのでKI-JS70には加湿機能を一番期待して購入したんですが、結論から言うと非常に満足しています!
KI-JS70の加湿能力って「最大630ml/h」らしいんですが、一般的な広さの部屋であれば十分な性能があると思います!
エアコンを効かせていても、湿度は常に55%前後を保っているので、不足を感じることは全くありません。
もちろん機能性も高く湿度が上がりすぎることなくちゃんとコントロールしてくれるので、部屋干しで加湿対策していたころに比べ、窓の結露が減りました。
加湿機能には本当に満足しています!
花粉症は確実に減った
それから、花粉症にも効果がありました!
今年は例年と比較してマスクを付けている時間が増えたのと、ウイルスシャットというスプレーを毎日使っていたので空気清浄機だけの効果とは言えないんですが、それでも確実に花粉症の症状が楽でした。
凄く分かりやすい例の1つとして、もう10年以上、花粉症の季節は毎日朝晩アレグラを飲まないと仕事ができないくらいの花粉症だったのに、今年の春は1回しか飲まなくても良いくらい!
もちろん空気清浄機だけの効果ではないと思うし、そもそも花粉が少なかったのかもしれませんが、それでも「花粉症が軽いだけでこんなに人生楽なのか…」と驚いています。
気づかないうちに細かいチリを沢山吸い込んでいた
それから、細かいチリを思っていた以上にたくさん吸い込んでいました。
これは実感としては全く気付いていなかったんですが、思いっきり実感したのが背面に貼り付けた不織布フィルターを交換したとき!
交換しようと思って不織布を外すと、ビックリするくらいぶわ~っと細かいチリが空気中に舞い上がって、同時にくしゃみが止まらなくなりました。
実は説明書にも「月に一回背面も清掃してください」って書いてあるのは知ってたんですが、まさかここまで蓄積されているとは思いませんでした。びっくり!
どうやら知らない間にかなりたくさんの花粉や細かいホコリを収集していたようです。
※因みにフィルターの清掃は掃除機で吸うだけでOKです。
1年使用して分かったKI-JS70の気に入っている点
それではKI-JS70を1年使用して感じている、良かった点を書いていきます!
部屋の空気が変わったことをはっきり実感できる
上にも書いたとおり、「空気が綺麗になっている」というのははっきり実感できます。加湿から空気清浄まで、性能には十分満足しています。
特に一番効果を感じるのは仕事から帰ってきたときですね。ほぼ365日24時間ずーっと稼働していますが、たまにOFFにして仕事に行くと、帰ってきたときに空気が悪いのを感じます。
1年使うと空気が綺麗な状態が当たり前になっていますね。
外気に合わせて運転を調整してくれる
そして、基本的な性能はもちろんですが、SHARPのクラウドサービス「COCORO AIR」も気にいっています。
スマホで外から空気清浄機を操作したり室内の環境を知れるのはもちろん、その日の天気予報に合わせて運転モードを変えてくれたりします。
いちいちモードを替えて運転したりするのは面倒なので、自動でやってくれるのは凄くよいです!
最初に繋ぐ際にスマホアプリを使ってのWi-Fi設定は必要ですが、それ以降はそのままずっと使えるので、ご自宅にWi-Fi環境があるならぜひ繋いで使うと便利だと思いますよ!
1年使用して分かったKI-JSの気になる点
一方で、気になる点もいくつかあるので書いておきます。
タンク容量が小さい
タンク容量はもう少し大きいと良かったなぁと思います。
僕が自室でエアコンを使った場合、だいたい2日に1回タンクに水を入れるようになります。僕の部屋は水道から少し遠いので、これがちょっと面倒なんです。
もちろんこれ以上タンクを大きくすると本体がかなり大きくなってしまうんだと思いますが、3日に1回くらいの注水だったら良かったなぁと思いました。
寝るときに音が大きいと感じることがある
それから、寝るときに「おやすみモード」にすると静音運転するんですが、低音がブ~ンと響いて気になるときがあります。音量自体は小さいのだけど、音質が低いので響く感じがして耳障りです。
これは中運転より弱運転の方が響くので、加湿器か清浄機の回転数が下がった時の低音なんだと思いますけど、寝入る前に気になり始めるとずっと気になっちゃうので、個人的にはKI-JS70を使っていて一番気に入らない点です。
もし枕元で使おうと思っている場合は、寝るときでもおやすみモードにしないか、OFFにして寝る方が良いかもしれません。(おやすみモードにしなければ唸らないので気にならない。)
部屋のホコリは掃除しないとダメ
それから部屋に溜まるホコリが劇的に改善されるようなことはありません。やっぱり部屋の掃除はしないとダメ。
ホコリの減少や、掃除を減らせたらいいなぁと思って購入すると、たぶん失敗すると思います。
まとめ
ということで、SHARP「KI-JS70」の1年間使用レビューでした。
ご存知のようにインフルエンザなどの感染症対策として湿度は凄く重要で、厚労省のHPでも50~60%を保つことを推奨されています。
また、最近のようにウイルスの影響が気になる状況が続いていると、プラズマクラスターや空気清浄機能のように、少しでも空気を綺麗にすることで、安心感が違います。
KI-JS70は現行機ではない、いわゆる「型落ちモデル」ですが、そのおかげで価格がずいぶん落ち着いてきています。
それでも結構良い金額するので気軽にホイホイ買えるものでは無いんですが、僕個人的には十分値段相応の価値があったと感じています。
今より少しでもお部屋の環境を良くしたい方にオススメですよ!
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