楽天アフィリエイトの料率が、2021年4月1日より一部カテゴリーでダウンすることが発表されました。
料率ダウンの詳細
今回ダウンが発表されたカテゴリーは以下の通りです。
8%から4%への低下するカテゴリー
まずもともと8%だったのが半分の4%にまで低下するのが、以下のカテゴリーです。
特にファッションやお酒など、女性アフィリエイターの方々が非常に痛手を被りそうな印象のあるカテゴリーです。
このカテゴリーをメインに活動していた方にとっては、楽天アフィリエイトでの収益が文字通り半減してしまう可能性がありそうです。人によっては相当痛手だと思います。
5%から4%への低下するカテゴリー
そして5%から4%へ、1ポイント低下するのが以下のカテゴリーです。
こちらも女性が多いイメージのカテゴリーが多数ですね。特にダイエットや美容コスメは人気のジャンルなんじゃないかと思います。
たった1ポイントの変更と思うかもしれませんが、金額でいうと2割減ですから、こちらもかなり大きな変更になります。
Amazonとは大きく差が開く結果に
今回8%と5%のカテゴリーがすべて4%に変更となったことで、楽天アフィリエイトの最大料率は4%となりました。
楽天は数年前にAmazonアソシエイトと同じ料率に統一したんですが、ここにきて再び料率が低下した形です。
Amazonの場合はAmazon独自製品やソフトウェアなんかもあるのでもともとAmazonの方が良いイメージがありましたが、ここにきてその違いが決定的となりました。
楽天の業績は芳しくない?
先日楽天ゴールドカードのポイント還元率も大きく低下することが発表されましたが、それに引き続いて連日の変更となりました。
かなりユーザーにとって厳しい変更が続いていますが、これは2つの理由が考えられます。
楽天の業績悪化
まずは楽天という会社全体での業績の悪化です。
楽天の本業であるインターネット販売や、クレジットカードの売上はすごく伸びている(確か楽天カードは11兆円突破したってニュースで見ました)らしいんですが、携帯電話事業の投資による損失が大きめに出ているのがかなり足を引っ張っているようです。
もしかしたらこの業績悪化の影響で料率変更やポイント還元率変更を行っているのかもしれません。
普及期間が終わった
それからもう一つ、この手の料率低下の要因として「楽天アフィリエイトというサービスの普及期間が終わった」と楽天が考えている可能性があります。
これまでは「楽天アフィリエイトを広めるためのサービス期間として、一定期間料率の高く設定していたが、最近になって計画していた数にまで普及したためサービス期間は終了し、本来予定していた料率に変更した」という可能性も考えられます。
実はこれ、大手の企業がよくやる手法なんです。例えばYouTubeも当初よりだいぶ広告料が下がっていますが、これも同じ考え方ですね。
もしちろん、今回の楽天アフィリエイトの料率変更が、これらが原因なのか、それともそれ以外なのかははっきりとは分からないんですけどね…。
まとめ
ということで、楽天アフィリエイトの一部カテゴリーで料率が下がったよ、という話でした。
因みに僕のブログは本当にごく僅かに収益化が出来ているんですが、もともと2%カテゴリーの商品がたまに売れる程度なのでぶっちゃけ影響はありません。
しかし最初にも書いたとおり、このカテゴリーをメインにしていた人は大きく影響を受けるでしょうし、楽天とAmazonでは微妙に売れる価格帯や客層が違う(といわれている)ので、簡単に移行できるものでもありません。
なかなか厳しい改定になり、ますますブロガーが儲からなくなってしまうのは残念ですね。
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