初代PS4がシステムアップデートに失敗して起動しなくなった場合の解決方法

ゲーム
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先日、スタンバイ状態の初代PS4が夜中に自動アップデートしてたんですけど、どうやら無事に完了できなかったらしく、起動しなくなってしまいました。

ちょっと特殊な状況だったのですが、解決策を書いておきます。

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発生状況

まず発生状況を箇条書きにしてみます。

  • 初代PS4
  • HDDをSSDに換装している(1ヶ月ほど前にクローンコピー)
  • スタンバイ中にPS4の自動アップデートが入った(Ver.7.55)

これの状態でアップデートに失敗したらしく、電源が切れずに画面にコントローラを USB ケーブルで接続して、PS ボタンを押してください。というメッセージが出ていました。

そのとおりにしたんですが、全く反応しません。なので結局電源ケーブルぶっこ抜き強制終了しました。

そしたらそれ以降起動しても、

始めることができません。バージョン7.55以上が保存した USB ストレージ機器を挿入してください・・・

と表示されて起動できなくなってしまいました。

対策を色々試してみた

USBメモリでアップデートを試す

明らかにアップデートに失敗しているので、まずは正常にアップデートさせることを目指します。

まずは「PC経由でVer.7.55のアップデートファイルを入れたUSBメモリを作って起動」を試します。

PS4のファームウェアデータのダウンロードサイトからファイルをダウンロード。

そしてフォーマットしたUSBに「PS4」というフォルダを作り、そこにそのファイルを入れます。

そしたらそのUSBメモリを挿し込んでPS4を起動。

普通はこれでアップデートできるようですが、僕の場合は「SU-41350-3 – アップデートファイルが見つかりません」というエラーメッセージが表示され、アップデート出来ませんでした。

USBメモリでシステムソフトウェアの再インストールを試す

次は荒業、システムの再インストール。データが全部消えますが、起動しないよりマシ!と思って挑戦。

まず、先程のページの下にある「再インストール用」のデータをダウンロードし、USBメモリの「PS4」フォルダに入れます。

次に、USBメモリをPS4に挿した状態で電源ボタンを7秒以上押してセーフモードで起動させます。


※この画像はPS公式サイトからの引用ですが、実際には1~6がグレーアウトして選択できない状態になっていました。

⑦のPS4を初期化する(システムソフトウェアを再インストールする)を選択。

しかしここでも「SU-41350-3 – アップデートファイルが見つかりません」というエラーメッセージが表示されてダメでした。

解決策はHDDだった!

その後、他にもUSBのフォーマット形式を変更したりと色々試してみたんですが、どうにもダメ!

そこで、以前SSDに交換した際に外したHDDがそのまま残っていたので、こちらに戻してみることにしました。

こちらのHDDを取り付けてもやはりコントローラを USB ケーブルで接続して、PS ボタンを押してください。からの「始めることができません。バージョン7.55以上が保存した USB ストレージ機器を挿入してください・・・」が表示されます。

しかし電源ボタンを7秒以上押してセーフモードで起動した場合、SSDではグレーアウトしていた表示がHDDでは表示される!

ということで、HDDに交換したあと、「セーフモードで起動」→「3.システムソフトウェアをアップデートする」→「インターネット経由」で試したところ、なんと無事にアップデート成功!無事にゲームができるようになりました!

セーブデータはPS+の自動アップロードから拾ってくる

これで無事PS4は起動するようになったのですが、HDDからSSDに換装したのは1ヶ月以上前なので、その間のセーブデータが消えてしまっています。なのでPS+の自動アップロードを活用してそれを復活させます。

PS4でオンラインゲームをプレイされている方はだいたいPS+に加入していると思うんですけど、PS+加入者はセーブデータの自動アップロードが利用できます。(初期状態で自動アップロードが有効になっています。)

PS4を起動し、セーブデータを復活させたいゲームの選択画面でOPTIONボタンを押し、自動アップロードから自分がプレイするゲームの最新版のデータをダウンロード。

とりあえず最新版をダウンロードすればOK。これで無事ゲームのデータが復活します!

ただし、SHAREボタンで保存した画像や動画、その他ゲームによっては一部復旧できない内容もあるのでそこは諦めるしかないようです。

まとめ

ということで、以上初代PS4が起動しなくなった問題の解決策でした。方法をまとめておくと、

  1. SSDをHDDに交換
  2. HDDでインターネット経由のシステムアップデートを行う
  3. PS4が起動するようになったらPS+の自動アップロード機能でデータを復旧

という手順です。凄く苦労したのに方法さえ分かってしまえば実に簡単なことでした…。

そして今回経験して大切だと思ったのは、

  • PS+の自動アップロード機能は常にONにしておく必要がある
  • SSDをHDDに交換した場合、HDDはそのまま保管しておいた方が良い

この2点です。今回これのおかげで無事復旧できたので本当に助かりました。

他の留意点として、インターネットで色々検索していると、「SSDに換装したPS4はスタンバイ状態からのシステムアップデートに失敗することがときどきある」という情報も見かけたため、今後そのあたりについても気をつけて運用していきたいなと思います。

以上、この情報がどなたかの参考になれば幸いです!

コメント

  1. 匿名 より:

    助かった!!!!!!!!!
    ありがとやでーーーーー!!!!!!w

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