ここ数年で一番大きな買い物です。OMEGAの機械式腕時計「AQUA TERRA」を購入しました!
せっかく背伸びして購入したので、傷のないうちに写真に撮ってブログに載せようと思います!
購入の経緯
去年の秋頃の話です。自分でも何を思ったのか分からないのですが、ついうっかりOMEGAのカタログを取り寄せてしまったんです。
「THE ESSENCE OF OMEGA」
そしたら、寝ても覚めても頭の中がOMEGAでいっぱいになってしまいました。
だから買いました。
…というのは(半分)冗談で、個人的に令和3年は家庭環境と仕事、共にかなり大きな変化があり、このタイミングで1つ、一生モノも何かを手に入れたいなと思ったことがきっかけです。
そんでやっぱり時計かなぁと結構長い間探していたんですが、「せっかくなら機械式時計が良いなぁ」という思いと、「やっぱり憧れのブランドにしたいなぁ」という思いが湧き上がってきて、結局OMEGAを選びました。当然当初の予算案より数倍オーバーしていたので、結構な回数のカード分割で購入しました。(このブログを書いている時点では支払いがまだ始まっていませんが…。)
OMEGA Seamaster AQUA TERRA 150m
それでは今回購入した腕時計について、少し詳しく書いておきます。
シーマスターシリーズ
OMEGAの時計にはいくつかシリーズがあるんですが、有名なのは初めて月面着陸した腕時計「Speedmaster」と、映画版007のジェームズ・ボンド愛用「Seamaster」の2つですね。
僕が選んだのは「Seamaster」の「Aqua Terra(アクアテラ) 150m」です。自動巻きの機械式腕時計です。
AQUA TERRA 150Mシリーズにも文字盤や針の色、ケースサイズの違いなどで結構なラインナップがあるんですが、今回は
- ブルーフェイス
- シルバー針
- シルバーインデックス
- メタルバンド
というタイプにしました。OMEGAのラインナップの中でもかなりシンプルな一本で、スーツにも合わせやすいモデルだと思います。
AQUA TERRAの主な仕様
主な仕様を簡単に載せておきます。
- ムーブメント:コーアクシャルキャリバー8900
- Ref.ナンバー:220.10.41.21.03.004
- 針:3針
- 動力:自動巻き・手動巻き
- パワーリザーブ:60時間
- 防水:150m
- 認定:マスタークロノメーター
- 風防:サファイアガラス
- 防水:15気圧(150m)
- 耐磁性:15,000ガウス
- バンドサイズ(バンド取付部の幅):20mm
ザッとこんな感じです。マスタークロノメーター認証を受けているので、基本的な性能はそれに準じています。特に15,000ガウスまでの耐磁性は非常に高く、一般的なスマートフォンや家電の影響は全く無視できるレベルの性能を誇っています。
日差については公表されていませんので、購入から1ヶ月間、ほぼ毎日着用で一度も止まることなく動かして測定してみました。その結果、わずか3秒進んだだけでした。もちろん個体差があると思いますが、月差+3秒というのはかなり優秀だと思います。
AQUA TERRAを見てみる!
それではAQUA TERRAを黒バック、ソフトボックス2灯という気合の入れようで撮ったので見てください!(↑の写真は異なるライティングで複数枚撮影し、それらをPhotoshopで合成して一枚の写真に仕上げました。)
まず最初に驚いたのが、保管用のボックスが凄く立派なこと!
オメガブティックのカウンターなどに使われている木材と同じ材質を使っているらしく、実際に開けると木の匂いがします。初めてアコギを持ったときの感覚を思い出しました。
開けるとアクアテラが鎮座しています。
見る角度や光の当たり方によってブルーの色味が結構変化します。ホームページほど鮮やかなブルーではないですね。
ベゼルはポリッシュ。高級感が凄くあってカッコいいです。好き。でも傷は付きやすいですね。
フェイスはこんな感じ。フェイスのラインは横向きで、前モデルの縦から変更になっています。
なおケースは横幅が41mm。
サイドはヘアライン加工されています。ポリッシュと違って傷が目立ちにくく、ギラギラしてなくていいですね。好き。
凄くかっこいいなぁと思ったのが、斜めから見たとき。つまり自分が腕に付けた状態で時計を見たときなんですけど、インデックスなどの造形が立体的で凄くかっこいいんです。楔形のインデックスが外側に行くにつれて高くなっていく造形があまり目立たないけど凄くカッコいいです。自分だけが見えるこの素晴らしい造形。好き。
メタルのバンドは両サイドがヘアライン、中心がポリッシュ仕上げ。カッコいいですけどこちらは使っているうちに傷だらけになる未来が見えますね。
バックル。取り外しのためのプッシュ機構が可動側に移動したため、使いやすくなっています。
裏側は難しくて撮れませんでした。HPの写真を載せておきます。
こちらも凄くかっこよいです。好き。
因みにOMEGAのコーアクシャル機構の時計のオーバーホールはだいたい8年程度を目安とすると良いそうです。8年後には外側も傷だらけになっているでしょうから、そのときに磨きも一緒に頼むことになりそうですね。
動画も撮った
せっかくなので動画も撮りました。マクロレンズで被写界深度浅浅で撮りました。
埃だらけの状態で撮ってしまったのが残念です。もっとちゃんとして撮れば良かった。
日常生活で使っていると、光の当り方によってインデックス部分がキラッと輝くときがあるんです。これが凄くかっこよくて、それを伝えたくて撮ったんですが、ぜんぜんキラッとなりませんでした。残念。
因みにこの動画を撮るために電動のターンテーブルを買いました。
時間・日付調整はひとクセあり
時間と日付の調整は少し普通の時計と違います。
まずりゅうずは一般的なねじ込み式のロックになっています。調整は2段階の引き出しで
- ねじ込み解除状態:手動巻き上げができる。
- 1段引っ張った状態:短針だけが動かせる。日付を変更する際はここ。
- 2段引っ張った状態:秒針が止まり、長針を動かせる。時間合わせ。
1段引っ張った状態で短針だけが回るという機構は、時差がある場所に移動する際に便利なんだそうです。この状態だと秒針・長針は止まらないので、日付変更時に時間が狂うことはありません。
購入金額
購入は、OMEGAの正規取扱店です。
定価は税込み671,000円なんですが、1割引きにしてもらえたので、税込み603,900円でした。僕の人生において、車以外で一番高い買い物になりました。
まぁ当然っちゃ当然なんですが、クレジットカードで購入し、分割にしました。参考までにこちらが楽天カードの分割手数料です。
例えば、60万円のものを15回分割にした場合、手数料が61,200円かかります。すごいですね…。
まとめ
ということで、ほぼ自己満足みたいな記事でしたがいかがでしたでしょうか。
上でも書いたとおり人生で初めて買った高い時計なので、正直嬉しくてたまらなく、毎日のように着けて仕事しています。
恐らく凄く年を取ったときにもまだこの時計を嬉しく装着してると思いますし、更にはいつか本当に大切な家族にこの時計をプレゼントできる日がくることを夢見ながら、また仕事を頑張ろうと思います。
ということで、自分の記録的な感じになりましたが、以上で終わりです。またオーバーホールに出したり何か変化があったときには更新しようと思います!
追記:嬉しくなって写真
嬉しいので、ちょくちょく写真を撮っています。載せます。
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