4月22日に「GALAXY S21 Ultra 5G」がdocomoから発売されたので購入しました!
純正のスタイラスペン付きケース「Smart Clear View Cover With S Pen」も一緒に購入したので、こちらも一緒に早速レビューしてみます!
超ハイスペック!
最初に、簡単にですが主なスペックを載せておきます。
今回のS21 Ultraは超がつくほどハイスペックです!
- ディスプレイ:約6.8インチ 120Hz対応 QHD+
- アウトカメラ:4眼(超広角、広角、望遠、超望遠)最大1億800万画素
- インカメラ:4千万画素
- RAM:12GB
- ROM:256GB
- バッテリー:5000mAh
- サイズ:165mm×76mm×8.9mm
- 重量:228g
- 認証:顔認証・指紋認証
本当にどれをとっても高性能!ゲームやインターネット、動画再生でモタつくようなことはまずありません。さくさくを実感できる本当に高性能なスペックです。
同じS21シリーズにはノーマルのS21とS21+もあるんですが、こちらは画面の解像度が低かったりして(FHD)、やはり性能的に見劣りしてしまいます。GALAXYに高性能さを求めている場合はUltraがやはり第一選択肢になってくると思います。
今回はdocomoからだけの販売
前回日本のキャリアからS20 Ultraが販売されたはauからのみでしたが、今回のS21 Ultraは逆にdocomoからだけで、SC-52Bという型番で販売されています。
なのでdocomoで高性能な機種がほしい!と思ってた方は今回大注目されています。待ちに待ったという方も多いのではないでしょうか。
docomoからの販売価格は約151,000千円です。もう一度言います、じゅうごまんです!!
外観
前置きが長くなってしまいましたので、ここからは実際に外観を見ていきます!
まず外箱から。こちらは至ってシンプルです。今回購入したカラーはファントムブラックだったので、箱も黒でした。
箱を開けると本体が。表面、裏面、側面には保護シールが貼ってありました。
本体を取り出してみるとこんな感じ。写真では伝わりにくいと思いますが、とにかく大きい!
因みにディスプレイにはもう一枚保護フィルムが貼ってあり、こちらはピッタリ表面に張り付いているので、特にこだわりが無ければ新たに保護フィルムを買う必要はありません。
(ただしこれは樹脂製なので、ガラスフィルムが好きな人は貼り直しがオススメ。)
裏面はカメラが4つ!
やっぱりカメラ部分の出っ張りが目立ちますね。
カメラ部分は凄い!超広角、広角、中望遠、超望遠、そしてセンサーですね。
特に一番下の10倍超望遠レンズはヘリスコープレンズなので、なんだか不思議な形をしています。
同梱品
今回は同梱されているパーツがとにかく少なくなっています。
- 本体
- USB-Cケーブル
- SIMカード抜くためのピン
たったこれだけ。今までだと充電器やイヤホンなんかも付属していましたが、エコのためかコストのためか分かりませんが、本当に簡素化されました。
まぁ充電器はどうせPD対応のやつ使うし、付属のイヤホンなんて使ったことがないのでこれはこれで良いと思います。不満はない。
今回microSDに非対応になってしまったのですが、ドコモオンラインショップからの荷物に「試供品」と書かれたUSB-C用のカードリーダーが入っていました。データ移行などに使うと便利ですね。
因みに僕は後述の方法を使ったので、このカードリーダーは使いませんでした。
もう少し詳しく見てみる
それでは本体の更に細かい部分を見ていきます。
本体下部は、左からSIMカードスロット、USB-Cポート、スピーカーとなっています。イヤホンジャックはありません。
スピーカーは大きいのは底面に1つだけ。着信音などはここから鳴ります。因みにスピーカー自体は上部にも小さいのがついているので、音楽やYouTubeなどはステレオで再生できます。
右側面は、上に音量ボタン、下に電源ボタン。以前使っていたスマホは右に電源ボタン、左に音量ボタンだったので慣れるまで少し時間が掛かりそうです。
左側面は何もありません。
ディスプレイは両サイドが緩い曲面になっています。
僕が以前使っていたGALAXY S7 edgeはこの曲面がかなり大きくて使いづらかったんです。具体的には、
- 端のタップ感度が悪い
- 握り込むように持つと手のひら部分がエッジに当たって誤動作する
この2つの理由で使いづらかったんですね。なので僕としてはフラットの方が良かったですが、S21 Ultraはかなり曲面が小さくなったので、ケースに入れてしまえば全く気になりませんでした。
前面カメラ
全面カメラはディスプレイ上部にパンチホールとして入っています。非常に小さくて目立たないのでこれは良いですね。
4000万画素で、更に少し広角にも対応しているのでセルフィー写真の質がかなり向上しそうです!
専用カバー「Smart Clear View Cover With S Pen」
続いて純正のカバーです。Sペン付きとSペン無しの両方を購入。
実際に取り付けたのはSペンありの方。実はS21 Ultraに対応したSペンは単体では販売されていません。なのでペンを使うにはこのケースを買う必要があります。
カバーには窓がついていて、閉じるとそこに情報が表示されます。通知を見たり、カバーを閉じたまま電話応対したりできるので、このあたりは純正ならではの便利さですね!
裏面カメラ部はカーボンっぽい柄になっています。
カバー表面の素材はサラサラした触感で安っぽさは感じません。一方窓部分はプラスチック系の素材なので、指紋や汚れ、傷などは付きやすいかなぁと思います。
Sペンはスマホ本体には収納できないので、ケース左側に入れる形になります。そのスペースが必要なのでこのケースを付けるとかなり幅広になります。7~8mmは広くなると思います。
因みに僕は左利きなのでペンが左に収納されているのは非常に使いやすいんですが、右利きの場合はどうなのかな?と思いました。
ペン自体はこんな感じ。ケースから取り出すのは簡単です。
ペンにはボタンが付いていて、S21の近くで押せば設定したショートカットを呼び出せたり、消しゴムツールを切り替えたり出来ます。しかしバッテリー内蔵式ではないので、Noteシリーズのペンのように、カメラのシャッターを切ったりすることは出来ないようです。
ペン先はかなり細く、書き心地はGOOD!
使い始めの設定や移行作業も記しておきます
今回はドコモオンラインショップで自宅に届くようにしたので、いくらかの移行作業が必要でした。困難を予想していましたが、意外と簡単だったのでメモしておきます!
LINEのデータをバックアップ
まず、必ずやっておく必要があるのがLINEの引き継ぎ作業です!これを忘れてトーク履歴が消えてしまうと二度と戻すことが出来ません!
方法は、
- LINEのトーク履歴をアプリ上からGoogle Driveにバックアップ
- 古いスマホのLINEアプリで「アカウント引き継ぎ」を選択
- 続いて新しいスマホのLINEアプリでログイン
- トーク履歴をレストア
という手順になります。
なお、この作業は新旧両方のスマホがWi-Fiに繋がっている状態なら、SIMの移し替え前に行っても良いです。
Smart Switchアプリでデータ移行
LINE以外で移行したいデータ、電話帳や通話履歴、その他画像などのファイルはSmart Switchというアプリを使って移行しました。
古い機種にもSmartSwitchをインストールし、ガイダンスに沿って作業すれば簡単に移行できました。
新旧スマホ同士をWi-Fiで繋ぐという斬新な方法で移行できたので凄くスムースで良かったです。
SIMカードを入れ替え
続いてSIMカードを入れ換えました。
ドコモオンラインショップで開通作業をする
今回僕はXiから5G関連のプランに変更しているため、機種変更をしたら「開通作業」をする必要があります。
この作業をした瞬間から、新しいプランやケータイ補償サービスの切り替えが開始されます。
こちらは購入した商品と一緒に説明冊子が同梱されていました。ドコモオンラインショップから手続きを行うだけなので割と簡単に出来ました。
実際に使ってみての感想!
それでは実際の感想です!
👍顔認証は認証率が高くて便利
まず最初に感じたのは、顔認証が凄く便利だということです!
これは設定で、認証しやすくするか、精度を高めるかのどちらかを選べるのですが、デフォルトでは認証しやすい方になっており、これがかなり高確率でロック解除することができるんです。
マスクをしなくていい自宅で使用しているときは非常に便利です。
👎指紋認証は高確率で弾かれる
ただし、マスク着用だと顔認証が出来ないため、まだまだ指紋認証が必要です。
S21はハイブリッドログインで非常に便利なんですが、今は日々のアルコール消毒で手が凄く荒れているため、認証が全く通りません。
あと手汗をかいてても通りにくいことが良くあるので、指紋認証は正直使いづらいですね。
👍動きはサクサク
そして、動きは本当にサクサクです!
一番顕著に感じるのがPayPayを立ち上げたときで、以前のスマホだと立ち上げてから実際に表示されるまで時間がかかるためレジで店員さんを少し待たせるようになっていたんですが、今は一瞬で立ち上がるようになりました。
他にもWebでページを表示するときに、重いページでも全くモタつくことがなくなりましたね。こういう一見小さな変化が使い勝手に非常に大きく影響するんだなぁと実感しました。
因みに、自分で自分のブログが重いなぁと思っていましたが、S21 Ultraだとサクサクでビビりましたw
👍バッテリーの持ちが良い!
5000mAhのバッテリーは非常に持ちが良いです!
前のスマホが5年も使ってたからというのもありますが、この持ちには隔世の感を覚えます。
因みにUSB PD(パワーデリバリー)65W対応充電器での充電を電流チェッカーで測定したところ、約15Wで充電されていました。また20%から100%の充電が約1時間20分くらいでした。
バッテリー残量が増えてきたら充電速度は低下していたので、一般的なスマホと同様速度とバッテリー保護の両立を目指しているようです。
👍カメラはやっぱり高性能
それからやっぱりカメラが綺麗ですね!
一眼レフカメラと比べるとやっぱり細かい部分では劣りますが、それでもシャープさや色味が本当に良くなってきました。
ただ10倍の望遠レンズはかなり暗いため、多くのシーンでノイズが乗りやすく、画質も荒れがちです。0.6~3倍程度がメインになりそうです。
写真についてはまた改めて作例を色々撮ってアップしたいと思います!
👍Sペンの書き心地もよく便利だけど、使わなくなりそう
Sペンは初めて使いましたが凄く便利ですね!
書き心地が良いのはもちろんですが、ボタンを押すことで使えるショートカットなど、機能性が高くて便利なんです。
特に画面のスクショを撮ってそのまま書き込みが出来る機能は本当に便利で、早速ちょくちょく使っています。
ただ、ペンを使うためには横幅の大きなケースを使う必要があるし、ペンを使うときには両手で操作しないといけないので、徐々に面倒くさくなって使わなくなるかなぁと懸念しています。
因みにこのSペンは心地よい書き心地を生み出すべく、ペンタブで有名な日本のメーカー「ワコム」が作っているそうです。
👎とにかく重い!そして大きい!!
ただ、このS21 Ultraの最大の欠点はとにかく大きく重いことです!!
僕はSペンのケースを付け、更にリングを付けているので余計重く、なんと334グラムもあります!350mlのペットボトルを想像してもらえればだいたい近い重さかなぁと思います。
「ズッシリ」という言葉が本当にしっくりきます。
今までのスマホはジャケットの内ポケットに入れて持ち運んでいましたが、ちょっとこれは厳しそうです。生活の中でスマホの扱い方が変わるんじゃないかと思うほど大きく重いです。
たくさんの良いポイントがある機種ですが、それらを使うためにこのサイズ感を我慢出来るか。これがこの機種を買うかどうかの最大の分かれ目になるような気がします。
まとめ
ということで長々と書きましたが、以上GALAXY S21 Ultra 5Gのレビューでした!
使ってみてとにかく感じたのは、
- 物凄く高性能で使いやすい
- だけどとにかく大きく重い
これです。
僕は普段ポケットの中に入れて持ち運ぶことが多いので、この重いという部分が非常にネックになります。人によっては毎日持ち運ぶのが嫌になるかもしれません。
ただ、それでも僕としてはそのサイズより使いやすさ、高性能さ、綺麗さが勝っているので実は凄く嬉しく使っていますw
今後も毎日使うものなので、また気づいたことがあれば追記したいと思います!
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