生活が変わる!BOSE SoundLink Flexの魅力を解説!

音響・楽器
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今日は、引っ越しにあたって生活環境が少し変わったので、BOSEのポータブルスピーカー「SoundLink Flex」を購入しました。

ポータブル製品ですが、家の中で使うにも凄く良いスピーカーなんです!

決して安い製品ではありませんが、音質の良さと持ち運びやすさで、日常生活に彩りを加えるこのスピーカー、その魅力をたっぷりお伝えできればと思います!

SoundLink Flex Bluetooth Speaker | ボーズ
防水仕様のワイヤレススピーカーBose SoundLink Flexで、好きな場所でいつでも音楽を満喫。
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BOSE SoundLink Flexの特徴

まず始めにSoundLink Flexの特徴を挙げておきます。

BOSE「SoundLink Flex」は卓越した音質を備えたポータブルスピーカーです。

  • BOSEらしい低音の効いた音質
  • 設置向きによって自動で調整される音質
  • どこにでも持っていける携帯性
  • 防水・防塵機能(IP67)の利便性

BOSEは同じSoundLinkシリーズとして過去にminiも販売していますが、それの後継機と言えるでしょう。
形も大きく変化し、スピーカーの数も増えています。また防塵防水性能もアップして外出時に持ち出しやすくなりました。

BOSE SoundLink Flexの外観とスペック

それではSoundLink Flexの外観を見ていきます。

箱。

SoundLinkFelxの梱包

内容物は本体と、USB-AとCのケーブルのみ。

SoundLinkFelxの内容物

外観です。正面は金属、それ以外はシリコーン素材となっています。BOSEのロゴがカッコいい…。

正面のメッシュ部分とロゴが入っている部分が金属

上部はコントロールパネルとなっています。左から、電源、音量マイナス、マルチファンクションボタン、音量プラス、Bluetoothとなっています。マルチファンクションボタンは、音楽の再生/停止や曲の送りや戻りが操作できます。

SoundLinkFelx上部
側面はシリコーン素材。

裏面は低音特化スピーカー。

SoundLinkFelx裏面

ファブリックのループ付き。

以前のSoundLinkシリーズに比べると丸みを帯びたデザインに変わりました。

また接続はBluetoothのみとなり、ケーブルで繋いで再生することはできなくなっています。

スペック

SoundLink Flexのスペック
  • サイズ:縦幅90mm×横幅201mm×厚さ52mm
  • 重量:600g
  • バッテリー:最大再生12時間、充電4時間
  • Bluetooth4.2:最大距離9m
  • 入力:USB-C
  • マイク:内蔵マイクあり

サイズ・重さとしては500mlのペットボトルより一回り大きい程度です。持ったときの印象は、「そこそこの重量感」という感じ。しっかり低音が鳴る割には軽いなと思いました。(とはいえ普通のポータブルスピーカーよりは重いと思いますが)

なお本体にはマイクが内蔵されているので、通話はもちろん、スマホの音声コントロールにも対応します。

BOSEらしい素晴らしい音質。

それでは実際に使ってみての感想です!

まずBOSEのSoundLink Flexの「音質」についてです。正直、モバイルスピーカーの域を脱していると感じます。

最初に感じたのが低音の質とその表現力です。
よく「BOSEらしい」と表現されるこの低音は、非常に力強くタイトで、音楽のリズムやビートがしっかり伝わります。
むやみに大きいだけの低音ではないので、どんなジャンルの音楽にも深みと豊かさを加えてくれます。

さらに、中高域の音質も非常に優れています。クリアで透明感のある中高域は、ボーカルや楽器の音色をリアルに再現し、音楽の細かなニュアンスまで感じ取ることができます。安い小型スピーカーにありがちな、ジャカジャカとしたうるさい音とは程遠い上品な表現力は、このスピーカーの大きな魅力の一つです。

BOSEはモバイルスピーカーを出して長いですから、小さい筐体での音作りが長けていますね。

スピーカーの置く向きで変わる音質

面白いのは、本体を設置する向きによって音質が自動で変わること。BOSEではこの機能を「PositionIQ」と呼んでいて、どのような設置方法でも最高の音質となるように設定されており、BOSEのこだわりを感じます。

例えばスピーカーをテーブルの上に、上向きに置くと、キラビヤカになって音に広がりが生まれます。たぶん、EQだけでなくリアスピーカーの鳴らし方なども調整しているんだと思いますが、用途に合わせて最適な音質に自動で調整してくれるわけです。

これまでのスピーカーは正面にリスニングポジションをとる必要がありましたが、PositionIQはそういった制約から開放される素晴らしいアイディアだと思います。じっくり一人で聞きたいときでも、一台のスピーカーで複数人が視聴するようなときでも、スタイルを選ばずに活躍してくれます。

ちなみに僕のお気に入りは上向きでの設置です。この設置方法であればリスニングポジションに囚われずに聞けますし、また低音も強すぎないので非常に聞きやすいです。

管理人
管理人

ただしこれは「味付け」程度であり、極端に音が変わるわけではありません。

Ankerモバイルスピーカーとの比較

もう少し音質について知りたかったので、AnkerのモバイルスピーカーSoundcore(第2世代)と比較してみました。

BOSEに比べると安いけど、それでもサイズに似合わずしっかり鳴る。

金額が倍以上違うので当然ですが、音質はかなり違います。

BOSEの方が低音がしっかり出ているのはもちろんですが、それに加え、中低音域の締まり具合が数段階違うことが分かります。
BOSEと比較すると、Ankerはいかにもモバイルスピーカーっぽい、中低音域がスカスカな音に聞こえてしまいます。

Ankerを単体で聞いていたときはモバイル用としては十分に良い音だと思っていましたが、一度比較してしまうともうAnkerに戻れなくなってしまうほど。明らかにBOSEの方が音質が優れていて、音楽をより深く楽しむことができます。

Anekerの方が良い点を挙げるとすると、低音が弱いので大きい音量で聞けることでしょうか。迫力を必要としないシーンや、近所迷惑を気にせず大きな音で聞きたい場合は、Ankerもアリかもしれません。

持ち運び自由自在、生活スタイルが変わる。

「SoundLink Flex」はどこにでも持ち運べます。固定スピーカーと違って、場所を選ばずに音楽を楽しめるので、日常生活の中での動きが格段に良くなります。

僕は今まで「スピーカーは絶対にステレオタイプ」、「固定タイプの方が良い」と思って生きてきましたが、そういった制約から開放されてみると、本当に生活スタイルが変わりました。「スピーカーに合わせて自分の居場所を決める」のか、「自分に合わせてスピーカーを動かすのか」の違非常に大きいです。

寝るときには寝室で枕元に、ストレッチする際はリビングのテーブルに、ホームワークの際はPCモニタ付近に、といった具合に手軽に持ち運ぶことが出来るので、日常生活での動作の移り変わりが早くなりました。本当に生活の質(QOL)が上がったように感じています。

バッテリー内蔵&Bluetooth接続

ポータブルスピーカーなので当然バッテリーが内蔵されていて、Bluetooth接続可能なので、面倒な配線は一切ありません。この手軽さが、日々の使い勝手を大きく向上させています。

Bluetoothのバージョンは4.2。遮蔽物が無い場合、約9mの範囲での通信が可能となります。BOSEによると最新のバージョンではないですが安定性は高いとのこと。

なお、最初にスピーカーとスマホを接続するには、専用のアプリを使う方法と直接Bluetoothで繋ぐ方法があります。
1台のみの接続なら直接繋いでもそれほど難しくないですが、パーティーモードなど複数のBOSEスピーカーを繋ぐ場合はアプリからの方が操作が簡単だと思います。

防水・防塵仕様でどこでも安心

それから「SoundLink Flex」は防水・防塵仕様(IP67)で、水に濡れても大丈夫なのが非常に良いと思います。お風呂やキッチンで使えるのはもちろんのこと、水に浮くのでSAPなどのアウトドアでも気兼ねなく使用できます。音楽を楽しみながらリラックスタイムを過ごすことができるのも大きな魅力ですね。

2台のリンクでさらに広がる音楽体験。

複数台をリンクさせて再生する

現段階で僕はまだ試していませんが、このスピーカー、2台購入してリンクすることが可能なのも将来性があって良いと思います。

リンクして再生させるモードは2つあっって、一つはステレオサウンドを楽しむ「ステレオモード」。そしてもう一つが複数台から同じ音を再生する「パーティーモード」です。

便利に持ち運びしたいけど、本当に好きな音楽はステレオで聞きたい!という方でも選択肢に入る製品だと思います。

追記:2台目を購入した。2台接続は音質は素晴らしいが操作性が悪い

のちのち、2台目を購入してステレオモードで再生するようになりました。モノラルとステレオでは音の広がりが全く違い、こちらのほうがよりBOSEのサウンドを体感できると感じます。

しかしその一方で、接続性に少々難があります。

というのも、電源をいれる度に毎回2台をリンクさせないといけません。それもその操作が少々面倒で、

  1. 2台の電源を入れる
  2. 1台でBluetoothボタンと音量+ボタンを同時押し
  3. もう1台でBluetoothボタンと音量-ボタンを同時押し
  4. するとパーティーモードで繋がるので、もう一度Bluetoothボタンと音量+ボタンを同時押し

という作業が必要になります。(もしくは2台の電源を入れ、その後アプリからステレオモードに切り替えるという方法もありますが、それはそれで面倒くさい。)

これが手間だし時間も結構かかるので、そこは欠点だと思います。

※2024年9月に発売された第2世代では操作が若干簡素化されています。

ただし低音の強さに注意が必要。

※イメージです

低音が非常に強いので、音質は良いのですが、賃貸住宅などで音量を大きくすると近隣の迷惑になる可能性があります。

ここで気になるのは、SoundLink Flex自体にイコライザー機能を内蔵していないこと。つまり低音が強すぎても調整することが出来ません。

この低音、音楽を聞くだけならまだ良いんもですが、例えば動画のナレーションを聞き取るために音量を上げるとBGMの低音が非常に強くなってしまうので、シーンによっては結構困ります。

BOSEのアプリ側から調整できれば良かったのですが、それは出来ないので、使用環境に応じてスマホやアプリの設定からイコライジングしたり音量を調節するなどの工夫が必要ですね。

まとめ

BOSE SoundLink Flexで音楽の新しい楽しみ方を

BOSEの「SoundLink Flex」は、その優れた音質、持ち運びの便利さ、そして使い勝手の良さで、日常の音楽体験を一新してくれます。家の中でも外でも、音楽とともに豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

この記事が、「SoundLink Flex」の魅力をお伝えできたら幸いです。音楽をもっと楽しみたい方には、ぜひおすすめのスピーカーです!

BOSE SoundLink Flex

皆さんの音楽ライフが、BOSE「SoundLink Flex」とともに、より豊かで楽しいものになることを願っています。

以上この記事がどなたかの参考になれば幸いです!

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