GALAXY SmartTag2購入レビュー!

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10月19日に発売された「GALAXY SmartTag2」を購入しました!

僕は会社の名札や免許証、車の鍵や財布をすぐ失くしてしまう人間なのでまさに救世主のようなアイテム!
実際に使ってみると凄く便利で安心感が増したので、レビューしてみようと思います!

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SmartTag2とは

スマートタグとは、Bluetooth技術等を使い、スマホで位置を特定出来るタグのことです。タグをカバンや鍵など大切なものに取り付けておけば、紛失した際にスマホから検索したり、音を鳴らして探すことが出来るという所謂「紛失防止タグ」ですね。

Galaxy SmartTag2|スマートタグ|Samsung Japan 公式
Galaxy SmartTag2

AppleのAirTag、あれのSamsung版というえば多くの方がイメージしやすいかもしれません。

SmartTag2という名前の通りこれは2世代目になります。1世代目は残念ながら日本では販売されなかったので、やっと手に入れることが出来ました。

SmartTag2の特徴

SmartTag2の特徴は以下の通りです。

  • 多種多様な探索方法
  • 失くしたものを直感的に探せる操作性
  • 約500日と電池が長持ち
  • IP67等級の防水仕様
  • スマート家電をコントロール可能

一度取り付けてしまえば1年4ヶ月以上ずっと場所を追ってくれるので非常に安心感が高いです。また防水性も高いので、自転車の鍵に取り付けて使うような方法も可能です。

また、Tagもそれを扱うアプリも非常に完成度が高いので、必要なときに困ることなく扱えるのもポイントが高いと思います。

実際に見てみる

それでは実物を見てみましょう!

SmartTag2の外観

今回は4つ入りのセット商品を購入しました。

GalaxySmartTag2パッケージ

中身は、SmartTag2が4つ、ピンが1つ、あと凄く簡単な取説(ペラ紙1枚)です。白と黒がそれぞれ2つずつです。

GalaxySmartTag2の4パック

本体はこんな感じ。(使用前なので電池のシートが入っています。)このSmartTag2とロゴの入った部分はボタンになっていて、押すことでスマホを探したり、スマート家電のスイッチとして使うことが出来ます。

GalaxySmartTag2

裏はスピーカーの穴が。スマホ側から音を鳴らすことが出来るので、発見しやすくなります。

GalaxySmartTag2裏面

キーリング部分の内側は金属になっているので強度が高くて安心です。

防水仕様なので、電池部分はパッキンが入っており、簡単には開きません。そのため、ピンで反対側から押す仕組みになっています。

GalaxySmartTag2ピンを挿して電池を交換する。

電池はボタン電池(CR2032)。通常モードで約500日、節電モードで約700日使えるそうです。

GalaxySmartTag2ボタン電池

サイズは、幅28.8×高さ52.44×厚み8.0mmです。

サイズ感を見るため、500円硬貨(なぜか財布に入っていた日韓ワールドカップ記念硬貨)と比べてみました。ちょうど500円玉を2つ並べたくらいの大きさです。

GalaxySmartTag2のサイズ感

厚さは8.0mmなので結構あります。財布に入れておくとちょっと膨らむくらいの厚み。もう少し薄くなってくれたら良いんですけどね。
(ちなみに厚さはAppleのAirTagと同じです。)

名札(裏に免許証を入れているので失くすと非常に困る)に取り付けてみました。

GalaxySmartTag2名札につけてみた

13.75gで少し重みがあるので、Tag部分が下がってしまいます。なので、胸ポケットに名札を固定し、そのままTagはポケットにしまっておくという留め方をしています。

なお、こういう使い方をするとSmartTag2本体があちこち当たって傷だらけになると思うんですが、純正品としてカバーが販売されています。

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ただSmartTag2発売時点ではケースは発売れていないので、一旦傷防止のためにマスキングテープをぐるぐる巻きにしておきました。

わし
わし

ケース1つが2000円もするのは流石に高すぎだろ!とは思いますけども。

スマホとのペアリングは簡単

スマホで使うための設定とペアリングは至って簡単です。

まず「SmartThings」というアプリをインストール。

SmartThings - Apps on Google Play
Control your Samsung Smart TVs, appliances, and SmartThings-compatible devices

そしたらこのアプリを開いた状態でSmartTag2の電池を入れる(初回は青いテープを引っ張るだけでOK)。たったそれだけでペアリングが完了します!

(なおこれを使うにはSamsungのアカウントが必要なんですけど、多分Galaxyを使っている人なら漏れなく持ってると思うので大丈夫だと思います。)

多彩な検索方法

それでは実際にTagを探す方法をいくつかご紹介します!

コンパスで探す

まずは自宅など近距離で探す場合です。上図のようにコンパスが表示され、「方向」と「距離」が分かるようになります。基本的にはこの方法で探します。

このコンパス機能はBluetoothの技術(Bluetooth Low Energy)を使っていて、探せる距離は(障害物が無い状態で)120mほど届くとのこと。なので家や車の中など、物を置き忘れそうな範囲はだいたいカバーできると思います。

音を鳴らして探す

次に、スマホからTagの音を鳴らして探すことが出来ます。これは本当に近距離で探す場合ですね。

コンパスでだいたいの場所を絞ってあと少し!という場合に音で特定することが出来ます。

ARで探す

そしてARで探すことが出来ます。こちらはウルトラワイドバンド(UWB)技術を使って視覚的に探せる機能で、だいたい数メートルの距離に対応しています。

上画像のように、このへんにあるよ!という場所に緑のバルブのアニメーションが表示されます。クローゼットの中など人の目の届かない場所でもちゃんと場所を教えてくれるので凄く面白い!

「音を鳴らして探す」はカバンの中に入り込んでいたりすると聞こえないので、そういう場合にはARで探すと良いでしょう。

ただし、このARが使えるのは、ウルトラワイドバンド(UWB)機能が使える一部のスマホに限られます。Galaxy S21以降のUltraシリーズとかそういったやつです。

Mapで探す

最後にマップを使って探す方法です。Google Maps上に、自分が登録しているTagが全て表示されます。

SmartTag2って限界があって、最大でも120m程度しか検出出来ないので「どっかに置き忘れたか全く分からない」という場合には探すことができません。

ですがこのmap探索であれば「最後にスマホと繋がっていた場所」と「最後に繋がっていた時間」が分かるので、大まかな場所を推測することができます。場所の特定にはスマホのGPSが常にONである必要がありますが、旅行中などはONにしていることが多いと思うで、特に有効でしょう。

以上のように、SmartTag2の基本的な使い方としては、「Map探索で場所を絞って、コンパスで詳しく探す」という使い方になると思います。

その他の機能

ここまではTagを探す方法についてご紹介してきましたが、それ以外の機能もあるのでそれも紹介しておきます。

SmartTag2を置き忘れたときに通知する

そもそも物を失くすことを防ごう!というのがこの「置き忘れ通知」です。Tagを取り付けたものを持たないまま自分が移動してしまった場合、「おい、忘れとるで」と通知してくれるという機能です。

これは複数のSmartTag2を使っている場合、Tagごとに通知のON/OFFを設定できるので、僕は財布のみ通知が来るようにしています。

出張や旅行に行く際は持ち物すべての通知をONにしておくと安心ですね。

紛失モード

それでも失くしてしまった場合に有効なのが紛失モードです。

SmartTag2を発見した人のスマホがNFCに対応していれば、そのスマホをかざすことでSmartTag2に登録された連絡先などの情報を表示することが出来ます。

ただし発見したSmartTag2にスマホのNFCをONにして近づけてくれるかどうかはかなり未知数ですけどね。

スマート家電をコントロールできる

それからSmartTag2側から、対応したスマート家電のコントロールを行うことが出来ます。家の電気を点けたりですね。

ただし僕が使っているAlexaは非対応なので使っていません。

まとめ

ということで、今回Samsungから発売されたGalaxy SmartTag2について詳しく書いてみましたがいかがだったでしょうか。

最後に実際に使ってみての感想を書いておきます。

僕の生活なら今後二度と紛失しなくなると思う

正直、このSmartTag2を使うことで紛失をほとんどしなくなると思います。

そもそも物を失くすときって、大体ベッドの横とか上着のポケットとか車のシートの下とか、「見つかりにく場所に隠れているだけ」ということがほとんどなので、そういう場合こそこのSmartTag2があれば一瞬で見つかりますよね。

また、僕が失くすものも本当に3つ程度に限られていて、「財布」、「名札(免許証入り)」、「車と家の鍵」、これら全てにSmartTag2をセットしました。

紛失物を探す時間って本当に無駄なので、それが解消されるのは精神衛生上も非常に良いです!

GPS的な使い方は出来ない

ただし、一点残念なのがGPS付き機器のような使い方が出来ないことです。

なので「いつの間にかどっか遠くに置き忘れたしまった場合」や「車に隠しておいて盗難に備える」といった使い方は出来ません。あくまでも120m以内の範囲で探すか、最後に接続が途切れた場所と時間を知るだけです。

その点AppleのAirTagは、近くにiPhoneユーザーがいたらそのネットワークを使って場所を特定できるそうなので、ここはユーザーの多いiPhoneとGalaxyの差があるなぁと感じますね。

厚み気になる

GalaxySmartTag2の厚さ

それから厚さも気になります。特に財布に入れるとちょっと膨らむので、技術的に難しいと思うんですが、せめてあと2mm小さかったらサイコーでした。

ただ、名札や鍵に取り付けて使っていても、幅・高さ、そして重さは全く気になりませんでした。

Galaxyユーザーは「買い」だと思う。保険として。

以上色々書いてきましたが、総じて「買い」だと思います。

SmartTag2とケースを合わせると6千円くらいになってサイズの割にめちゃくちゃ高い印象を受けるんですけど、紛失に備えた保険代と思えば個人的には全然不満はありません。

またアプリの完成度も非常に高く、操作性の悪さで悩むようなことも全く無いのも非常にポイントが高いんです。普段はただ着けておくだけのアイテムなんですが、いざというときに使い方に困るようなことが無いのも安心に繋がっていると感じました。

以上、この記事がどなたかの参考になれば幸いです!

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