Windows10から11にしました。
現段階では良い点より困った点の方が多いので、これからアップグレードしようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
良い点
まずWindows11にして良かった点をいくつか挙げておきます。
サポート期限が長い
Windows10は2025年までがサポート期限とのことです。
困っていること
続いて困っていることです。スタートボタンが真ん中にあるとか、そういうのは慣れの問題なので、今回は割愛します。
フォルダの中身が見えない
個人的に、これが一番困っています。それがエクスプローラーのフォルダの描写です。
僕は趣味で写真を撮ることがあるのですが、PC内に保存された写真データがたくさん増えていきます。そうすると必然的にたくさんのフォルダができるんですが、Windows10までであれば、このようにフォルダの中身が見えます。
ひと目でどんなファイルが入っているか、大まかに把握することができます。今までこんなことは当たり前のことでした。
しかし、これがWindows11だとこうなります。
このように、フォルダが全てアイコンのみになってしまい、何が入っているか全く分からないのです!
普通エクスプローラーでファイル管理してる人って多いと思うんですが、これがその全員に当てはまるんです。
今後自分のPCだけでなく、会社の事務所や現場のパソコン全てで中身が見えなくなると思うと非常に頭が痛いです。
今のところ設定などでWindows10までのフォルダー表示に戻すことは出来ないようなので、いつか改善されることを強く希望します。
右クリックで表示される項目が分かりにくい
それから、右クリックで表示される「コンテキストメニュー」の表示も非常に分かりにくいです。
こちらはWindows10で写真を右クリックした場合に表示されるコンテキストメニューです。
※Dropbox等を利用しているため、デフォルト状態より項目が多いです。
このように、文字が並んでいます。確かに分かりにくいと言えば分かりにくいですが、お目当ての項目は探せば見つかります。
一方これがWindows11だとこうなります。
確かに表示項目は減ってスッキリしているし、パスのコピーなどのように10にはなかった機能もあって便利なのですが、一部のよく使う項目がアイコンのみになっています。
具体的には一番上、左から、
- 切り取り
- コピー
- 名前の変更
- 共有
- 削除
ですね。これが、分かりにくい。
というのもパソコンのコンテキストメニューって、パっと一行ずつ見て内容を判別するんですが、このアイコン部分のみ、一行に5つの項目が並んでしまっているため、直感的に判断すづらいんです。
スマホのように画面上に表示できる情報量に限りがある場合は便利なんだと思いますが、やっぱりモニターで見る場合は見づらいのが正直なところ。
コンテキストメニューでペイントを起動できなくなった
先程のWindows10では、写真を右クリックするとコンテキストメニューに「編集」というところがあって、これを押すとペイントが起動します。
しかし、Windows11にはこの項目がありません。
今どきペイントを使っている人って少ないかもしれませんが、ブログや仕事の資料用に使う写真にちょっと印を入れたりトリミングしたい場合、どのパソコンにも最初から入っていて、更に動作が軽いペイントって意外と便利なんです。
タスクマネージャーの起動が面倒になった
それから、タスクマネージャーの起動が少々面倒になりました。
今までタスクバーから右クリックして起動してたんですが、タスクバーでのコンテキストメニューがものすごくシンプルになってしまいました。
「タスクバーの設定」だけになりました。
ショートカットキー一発で呼び出せるんですけど、僕はマウスで立ち上げることが多かったので、最近はタスクバーに固定しています。
まとめ
ということで、Windows11にしたら使いづらくなってしまったよ!という記事でした。
これまでのOS改編のなかで、「できることが増えて分かりづらくなった」とか「やり方が変わって分かりづらくなった」ってことは良くあったんですが、今回はフォルダーの表示のように、「以前できたことができなくなった」っていうのが多い気がします。
正直フォルダーの中身が見えないだけで非常に使いづらいので、早く改良してもらうか、まだの方はもう少し待ってみるのもありなんじゃないかなぁと思っています。
ちなみに僕は自宅PCのみをWindows11に更新しましたが、仕事用のノートや会社事務所のパソコンはまだ11にしていません。正直もっと先だなぁと思っています。
以上、このブログがどなたかの参考になれば幸いです!
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