「暗い部屋でテレビ見てると目が悪くなるよ!」と小さい頃によく怒られたので、「テレビ=明るい部屋で見るもの」というイメージがある方も多いと思います。
しかし映画など雰囲気を味わいたい場合、どうしても暗い部屋で見たくなりますし、最近のテレビは画面の映り込みが多いので、明るい部屋だと暗部に自分の姿が写ったりしてどうしても映画に集中できなくなってしまいます
そこで、今日は簡単に出来て、雰囲気を出しつつ眼精疲労を予防する間接照明を仕込んで見ようと思います!
暗い部屋でテレビを見ると目が疲れる理由と対策
理由
まず、暗い部屋でテレビを見ると疲れる理由なのですが、これは「画面とその他の部分の明るさの差が大きすぎるから」です。
以下の画像はパソコンのモニタですが、画面は明るいのに、それ以外の部分が非常に暗くなっています。
映画館などでは視界に入る部分全体が明るいので暗い空間でも目は疲れません。しかしテレビやモニターのように、視界の一部分だけ明るい状態だと、非常に目が疲れてしまうわけです。
疲れ目の対策
対策は簡単です。目に入る部分全体を明るくすれば良い。ということで、テレビの裏に間接照明を入れて、テレビ裏の壁を照らしてやれば良いのです。
こちらはパソコンモニターの裏に照明を設置して光らせた例です。
実際に点灯させてみると、目が楽になるのが分かります。
同じ考え方で、テレビでも壁と画面との輝度差を小さくしてやれば、たとえ部屋が暗くても、目が疲れることなく視聴することができます。
実際にやってみよう
それでは実際にテレビ裏に間接照明を設置する方法をご紹介します。
用意するもの
用意するものは以下の通りです。
- LEDテープ
- ACアダプター
- 両面テープ
- ハサミ
- 清掃用のアルコールなど
- コンセント用のスイッチ
LEDテープは、雰囲気を重視するなら暖色系が良いですが、これをやると映像の色味が分かりづらくなるので、僕は白色を使っています。
LEDテープはあまり青白くなく、かつ演色性が高いものを選びました。1m、4.8W。(もちろんテレビのサイズによってLEDの長さを変更する必要があります。)
ACアダプターは簡単なやつでOK。
両面テープはLEDテープにも付いていますが、粘着力が弱くすぐに剥がれてくるので、3Mの強力タイプを使って貼りました。
それから電源スイッチの役割として、Amazonのスマートコンセント。これがあればアレクサを使った音声コントロールはもちろん、スマホから、さらに直接のスイッチ操作も可能になります。
その他にカッターやハサミ、マスキングテープなども使いました。
実際に取り付けてみる
それでは実際に取り付けてみたので方法をご紹介します。
LEDテープを調整する
もし購入したLEDテープが長過ぎる場合は、LEDテープのハサミマークが入った部分で切ってください。
また、今回はLEDテープを一本しか使わないので、接続用のオス側のケーブルをカットしました。
両面テープを貼る
上で書いたとおり、付属の両面テープはすぐに剥がれてしまうので、3Mの強力なタイプの両面テープを貼ります。
ちょっとだけはみ出してしまいますが、気にしません。
脱脂してから貼り付け
テレビの裏面上部に貼り付けるので、脱脂します。アルコールを含ませたウェスなどで拭き拭きしましょう。
そしたら貼り付けます。
あと、今回購入したLEDの配線が赤黒でちょっと目立つので、黒の紙テープ(パーマセルテープ)で隠しておきました。
ここまでできたら、あとはLEDテープとアダプターを接続し、コンセントに繋ぐだけです!
実際に点灯させてみた!
それでは実際に点灯させてみたのでご覧ください!
ちょっと分かりにくいので、点灯前後で比較してみます。
ご覧のように、テレビの映像と後側のカーテンの輝度差が非常に小さくなっていることが分かっていただけると思います。
課題も残る
とはいえ、正直まだ課題も残っています。具体的にはテレビの両サイドと下側がまだ暗いことですね。
今回は上側ばかりが明るくなって、そこは良くなったんですが、その他の場所がまだ暗く、輝度差があるので、ここも解消したいところです。
特に僕は両サイドに黒いスピーカーなどいろいろ設置しているので輝度差が大きくなりがちです。課題ですね。
まとめ
ということで、テレビの裏にテープLEDを仕込んで眼精疲労を予防しよう!というブログでした。
実際に設置した感想としては、やはり目は楽になりますが、最初にご紹介したPCほどの効果はありませんでした。
これはやはりテレビの両サイド・下側が暗くなっているからで、まだ部屋の電気は必要だなぁというのが正直なところです。
引き続き眼精疲労予防に知恵を出そうと思います!
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