【ドラレコ】前後録画タイプと室内録画タイプを比較!

カーライフ
この記事は約5分で読めます。

最近のあおり運転事件が多いので、これからドラレコを付けよう!と思っている方は多いと思います。

ドラレコにも色んな機種があるのですが、せっかく取り付けるなら、前方しか記録できない1カメラタイプより、後方も同時に録画できる「2カメラタイプ」がオススメです。

しかし2カメラタイプのドラレコには、「前と後ろを録画するタイプ」と、「前と室内を録画するタイプ」があって、購入時に悩みがち。

そこで、それぞれDIYで取り付けして実際に使ってみたので、録画した映像と共に長所・短所をまとめてみました!

スポンサーリンク

それぞれの違いを確認しよう!

まず始めに、それぞれのドラレコの違いを確認しておきます。

前方・後方タイプのドラレコ

前方・後方タイプは、フロントガラスとリアガラス部分に、2つのカメラを取り付けるドラレコになります。いわゆる「バックカメラ」ですね。

前後タイプのドラレコ

よく「後方録画中」というステッカーを貼った車を見ますが、まさにあのタイプです。最近のドラレコの主流といえるでしょう。

取り付けの都合を言えば、車の前方から後ろまでず~っとケーブルを引っ張っていく必要があるので、作業自体はかなり大変。普通は業者さんに頼むことが多いと思います。

前方・室内タイプのドラレコ

一方、前方・室内タイプは、フロントに取り付けたカメラで前方と室内を撮ります。

前・室内タイプのドラレコ

特にフロントカメラと室内カメラがセットになっている製品だと、取り付けもものすごく簡単で、30分もあればDIYで取り付けできます。

室内の映像が撮れるため、車内でトラブルが発生した場合や、業務車両であれば従業員が運転中にスマホを操作していないか、などのチェックにも使えます。

映像で見比べてみる

と、言葉で説明しても分かりにくいので映像に撮ってみました!後方録画タイプと室内録画タイプ。それぞれ自分の車に付けて撮ってみたのでご覧ください。

なお後方録画タイプはPAPAGO!のS70GS1、室内録画タイプはTrace1です。

いかがでしょうか?

室内タイプ

室内カメラの映像

まず室内タイプは、

  • 顔や仕草までばっちり写っている
  • 後続車も写っていますが、ハッキリ確認は出来ない
  • サイドの車も写っている

追い抜いていく車が見えるのもこのタイプの特徴だと思います。運転席・助手席の窓まで写っているので、外から話しかけてきた人の映像も残すことができるでしょう。

後部カメラタイプ

後方カメラの映像

一方後部カメラタイプは、

  • 後部カメラタイプは後ろの車のナンバーまで写っている
  • 室内・サイドは写っていない

点が確認できると思います。確実に後続車のナンバーまで確認できますね。

リアウィンドウをスモークにしていない場合、後続車からもカメラが見えますから、煽り対策にも効果を発揮してくれます。

それぞれ長所・短所を確認

それでは使ってみて分かった、それぞれの長所・短所をまとめてみます。

タイプ 長所 短所
前後タイプ
前後タイプのドラレコ
  • 後ろの車のナンバーまで映る
  • 追突や、あおり運転にも対応
  • 設置が大変
  • 室内・両サイドが映らない
室内タイプ
前・室内タイプのドラレコ
  • 室内・両サイドが録画できる
  • 設置がとにかく簡単
  • 後ろの車は見えづらい
  • 追突やあおり運転の証拠にはなりづらい

基本的には、一つの長所はもう一つの短所、という感じですね。

ただ、設置が難しい点については車屋さんに頼んでしまえば解決なので、実用上はあまり問題にならないかもしれません。

オススメの人

それでは、実際に使ってみて、それぞれこういう人にオススメだよ!というのを載せてみます!

前方・後方タイプのドラレコ

前後タイプのドラレコ

まず後方カメラタイプがオススメの人は、

  • 後部からのあおり運転対策にしたい人
  • 追突事故などの証拠を残したい人

とにかく後続車の情報を記録したい人だと思います。「ドラレコ撮影中」とステッカーを貼るだけで、かなりの効果があるでしょう。

追突されたときに、後ろの車両がケータイを触ってる場合も、相手の車種によっては映ると思います。後続車とのトラブルを避けたい場合には凄く有力です。

前方・室内タイプのドラレコ

前・室内タイプのドラレコ

一方で室内タイプが良い人は、

  • 室内での状況を残したい人
  • 業務車両等
  • 自分で簡単に取り付けたい人

こんな人です。室内・サイド・後ろをとりあえず後で確認したいという使い方に最適です。

例えば

  • TAXIの運転手さんの乗客とのトラブル
  • 介護施設等の送迎車
  • 営業車で従業員がちゃんと仕事しているかのチェック

こういうシーンでかなり重宝されるんじゃないでしょうか。近年では、このあたりの需要もずいぶん高まってきていると感じています。自分の身は自分で守らなければならない職業って多いですもんね。

ただし、映像で見てもらった通り後方の録画性能は十分ではありません。追突して当て逃げされた場合の証拠映像としては弱いと思うので、とにかく後ろを綺麗に録画したい!ナンバーまで確認したい!という人は、後方カメラタイプが良いですね。

まとめ

ということで、2カメラタイプのドラレコの違いをまとめてみました。

僕自身は最初「前・後タイプ以外考えられないでしょ!」と思っていたんですが、室内タイプを使ってみるとこれが思いの外良くて、この先自分の車にも導入を検討するほどになりました。

実際に使ってみると後続車のナンバーまで確認しないといけない状況って案外少なくて、それより多くの情報が手に入る室内タイプも結構有意義なんじゃないかなぁと思う次第です。

どちらの方が良いかは使う状況によると思うので、今回の記事が誰かのドラレコ選びの参考になれば幸いです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました