AirPods Proが発表され、いよいよノイズキャンセリングがスタンダードになりそうな昨今。
今回は試しにノイズキャンセリングイヤホンを車の運転中に使用してみました!
公道でのノイズキャンセリングイヤホン及びイヤホンの使用は違反になる可能性があるので注意してください。
今回使ったノイズキャンセリングイヤホン
今回使ったのはAKGの「N20NC」です。
AirPodsのように無線ではなく、有線タイプ。バッテリーの保ちが良いので愛用しています。
これはカナルタイプなので耳の奥まで入るため、ノイズキャンセリング効果がかなり高いです。特に車内に入ってくるゴーッというエンジン音・ロードノイズなどは皆無になるので、バスや飛行機での移動でものすごく効果を発揮します。音も良いのでお気に入り。
これをスマホに繋いで小さく音楽を流したりしながらいくらか走ってみました!
実際に付けて走ってみる
その効果が凄い!
まず、効果は当然めちゃくちゃ高いです。上にも書いたとおりクローズドの場所でテストしているのであまり距離を走れなかったのですが、それでもじゅ~~~ぶんに効果を体感できます。
もちろんバスなどで使用してその効果の高さは体験済みでしたが、自分で運転しながら使うと、もっと効果を実感できるんです。
特に普通車の運転席周りは、エンジン音やロードノイズ、風切り音が多く入ってくるので、ちょっとスピードを出すと実は物凄い騒音になってるんですね。
ノイキャンONで走った後OFFにして試すと、轟音レベルなのが分かります。
もし法律的にOKであればですが、車の運転って音で疲れる部分が大いにあるので、静音性が高ければそういうのがかなり低減されるんだろうなぁと思いますね。
なんか、車の静音化をやりたくなってきちゃいました。
車速が分からなくなる
その一方で、エンジン音がほとんど聞こえなくなるので、自分の現在の車速が分かりづらくなります。
どうやら普段運転してるときって、エンジン音が上がった下がったで車速を判断している部分があるみたいで、それが聞こえなくなるので思った以上にスピードが出ているということになりやすいです。
「あれ、こんなに回転数上がってるの!?」っていう、踏みすぎが頻発しそうです。
環境音も聞こえない
あと、当然環境音が聞こえなくなるんですが、これも怖いです。
多分サイレンみたいな高音はあまりキャンセルされないと思いますが、例えば2車線の道路で追い越されるときや、バイクが左から追い抜いてくるときに、音で気付けなくなります。
周りの車の存在に気付けなくなっちゃうので、「全く気付かないまま突然当たった」ってことも大いにありえるし、下手したら「他車と接触したけど気付かず走り去ってしまった」っていう、当て逃げ・ひき逃げに繋がるほどだと思います。
街中での使用などはっきり言って論外だと思いましたね。
まとめ
ということで、ノイズキャンセリングイヤホンで運転してみたよ!という記事でした。
今回場所を貸してくれた方にもノイキャンを試してもらったんですが、その効果を驚くと共に、「こりゃ危ないね」と言われていました。
運転中に静かに過ごしたいというのは誰もが思うことで、ノイキャンはすごく効果があります。けど、それ以上に危なさの方が圧倒的に勝っちゃうので、例えば完全全自動運転で、更に法律改正がされて初めて使えるレベルかなぁと思いました。
ノイキャンより静音化
ただ、静かに運転したいのは誰しも思うことなので、それでも少しでも静音化したければ、エーモンのよく見るアレやタイヤを替えるなどで地道に頑張るしか無いと思います。
あと、エンジン音も、風切り音も、結局スピードを少し落とすだけで随分軽減されるので、例えばいつも110km/hで走っている高速道路を100km/hにするなど、そういう対策もオススメです。
今日も安全運転でいきましょう!
重ね重ねになりますが、ノイズキャンセリングイヤホンを付けての運転は危ないですし、法律違反になる可能性も高いので、くれぐれも注意して欲しいと思います。
以上、この記事がどなたかの参考になれば幸いです!
コメント