FlexiSpot E7 DIYレビュー!ウォールナットで電動昇降デスク①~FlexiSpot詳細編~

DIY
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お家で仕事する時間が増えてきた昨今、せっかくなら自宅のPC周りをグレードアップしたい!

ということで、最近の流行りつつある、立って仕事ができる「電動昇降デスク」をDIYしてみました。本格的なDIYは初トライだったので、同じような方のために何本かの記事に分けて詳しく載せたいと思います!

※今回の「その①」では実際の作業は無く前置きがメインなので、作業が見たい人は「その②」からご覧ください!

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デスクを作ろうと思ったきっかけ

現在のデスクは横幅が狭い

まず、一番の発端は、現在使っているデスクが手狭になったからです。

現在の僕のデスクをご覧ください。学生時代から使っている簡易的なデスクです。
以前使っていたデスク

ガス式ハンダゴテの熱でデスク表面が溶けたり薬品こぼして溶けたりしていますが、別に不満があるわけではなかったんです。

ただ、27インチのディスプレイを2枚使うようになったところ、横幅が足りなくなってしまいました。

特にスピーカーなんてハミ出しちゃって、1台は隣のシルバーラックに置いている状態。かなり手狭になっちゃったんです。

それで良いデスクないかなぁーって探してたんですけど、僕の理想である1700mmもあるデスクってほとんど売ってないんですよね。

そこで、「だったら自分で作っちゃおう!」となった次第です。

電動昇降デスクにして座りっぱなしの時間を減らしたい

せっかくDIYするなら!と思いついたのが「電動昇降デスク」です。

というのも、僕は仕事柄一日中座っていることが多いです。しかしながらずっと同じ体勢での仕事は身体的なリスクが高まりやすいらしいんですよね。

特に在宅ワークが多くなっている昨今、「立って仕事をする」というスタイルが流行りつつあるので、今回は電動昇降デスク用の脚を購入して作ることにしました。

ってかこんなの売ってるの、今回調べてて初めて知りましたw

せっかくならDIYで自分好みのデスクを!

他にも、せっかくDIYするなら、

  • ちょっとオシャレにしたい
  • モニターアームを導入したい
  • 間接照明を仕込みたい(目の疲労防止のため)

などなど様々な欲求が湧いてきまして、せっかくなので全部叶えられるように頑張って詰め込んでみました。この先何年も使えるお気に入りのデスクにしよう!というのが目標です!

FlexiSpotを詳しく見ていく!

FlexiSpotに脚を取り付けた写真

それでは今回購入したFlexiSpot E7について詳しく見ていきます!

FlexiSpotには色々なグレードがあるんですが、機能性や耐荷重性能からE7を選びました。(僕が買ったのはブラックなので型番はE7Bです。)2020年10月に発売されたばかりです。

E7の特徴

まずはE7の特徴について挙げていきます。

電動昇降

まずはなんといっても電動昇降です。実際の動作を撮ってみたのでご覧ください!

昇降スピードは38mm/s。

実は高さが変わるデスクって何種類かあるんですけど、その中には手動式のものもあるんです。

だけど、たぶんそういうのって面倒くさくなって調整しなくなるのが分かってますからね。やっぱり電動式ってのが良いですね。

障害物検知機能

E7の障害物検知機能
次に、障害物感知機能です。E7発売前にポピュラーだったE3にこの機能は付いていませんでした。

実際の動きとしては、「障害物を感知した瞬間にブレーキがかかり、少し戻ってから止まる」という動作をします。

僕自身最初はこんな機能必要かな?と思ってたんですが、天板が窓枠に当たったときに作動しました。作った初日からこの機能の恩恵を受けた形。

他にも、コード類が引っかかってしまったときなども破損の防止になるので、この機能結構大切なんです。

なお障害物検知の感度は3段階で調整出来るので、敏感すぎる場合は感度を下げると良いでしょう。

メモリー機能

4つの高さをメモリーすることができます。立ち、座り、その他2つというイメージですね。

この機能、毎回目的の高さに調節出来る点もそうなんですが、どちらかというと目的の高さへの調整をボタン一発で設定できることのほうが重要だと思います。メモリー機能がなかったらずっとボタンを押していないといけませんからね。必須の機能といえるでしょう。

昇降幅

それからどこまで低くなって、どこまで上がるのかという昇降の幅は、58cm~123cmとなります。ただしこれに天板の厚みが加わるので、実際は約60cm~125cm程度ですね。

実はFlexiSpotシリーズにはもっと安い製品もあるんですが、それだとこの調整の幅が狭く、中には70cmまでしか下がらないものもあります。調整幅が広いほうが後々融通が効くので、広いに越したことはありません。

ロック機能

E7のロック機能

そしてこのE7は操作がタッチパネルになるのですが、ロック機能が付いているのも良いポイントだと思います。

特に小さいお子様や動物を飼っているご家庭で使われる場合の安心感が違いますよね。

ただしタイマー機能はない

E3の場合タイマー機能があってアラームを鳴らすことが出来るんですが、E7では出来ません。

ただ、タイマーを使おうと思えばスマホで十分なので、個人的にはなくても良い機能かなぁと思っています。(なんでもあるに越したことはないですけどね。)

仕様

最後に簡単に仕様を書いておきます。

  • サイズ:W110~1900×D68×H58~123cm
  • 本体重量:35.6kg
  • 耐荷重:125kg
  • 昇降スピード:38mm/s
  • 電源:100-240V
  • 昇降範囲:58~123cm
  • 脚幅調整:110-190cm
  • 天板サイズ:巾60~80cm、長さ120~210cm、厚み2cm以上
  • その他機能:障害物検知、メモリー
耐荷重について
HPの仕様には100kgと書かれていますが、取説や仕様比較表には125kgと記載されているのでこちらが正解だと思います。

以前から発売されているE3の違いとしては、

  • 耐荷重が100kgから125kgに増加
  • 脚幅の最大が10cm増加
  • 昇降範囲の最下位置が2cm増加
  • パネルがボタン式からタッチパネルに
  • 障害物検知機能が付いた

となります。

やはり、耐荷重が125kgまであること障害物検知機能が付いたこと、この2つが個人的には大きいですね。特に耐荷重が上がるということは、作りがしっかりするということなので、意外と重要なポイントだと思います。

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必要なもの

前置きが長くなってしまいましたが、続いて電動昇降デスクの作成に必要な物をザッと挙げていきます。

FlexiSpot E7

まずなんと言ってもFlexiSpot E7

FlexiSpot E7本体に脚を取り付ける

これの組み立ては次回以降の記事で行います。

天板(ウォールナット集成材)

ウォールナット集成材

天板は楽天で購入。奮発してウォールナット!送料込みで約6万円…!貯め込んだポイントを全部使ってしまいました。サイズは厚さ25mm×巾700mm×長さ2000mmです。

ここで注意が必要なのが天板のサイズ。FlexiSpotを使う場合、板厚が20mm以上必要です。

また巾(デスクの奥行き)と長さ(デスクの横長)にも指定サイズがあるのですが、こちらは多分モデルごとに違うと思うので、ご自分が欲しいデスクの完成サイズを決めてから脚を選ぶと良いでしょう。
E7の場合は巾60~80cm、長さ120~210cmが適応サイズとなります。

蜜蝋(みつろう)ワックス

蜜蝋ワックス

そしてウォールナットの表面保護のためにワックスも使いました。

購入する天板は無塗装の状態で届くので、そのままではコップに付いた水滴などが木材に染み込んで跡が残ってしまいますし、吸湿して木材の反りの原因になってしまいます。

塗装にも色々なタイプがあるのですが、今回はウォールナットの質感を活かすため「蜜蝋ワックス」にしました。

これらの施工については次回の記事で詳しく書きます。

関連アイテム

塗装済みの配線隠し

他にも、関連したアイテムを色々購入しました。

  • ケーブルタップ
  • LEDテープ
  • 吊り下げタイプの配線隠し
  • 配線孔キャップ

などなど。前もって用意していたものもありますが、実際に作業しながら購入したものもいくつかあります。詳しくは実際に記事中でご紹介します。

工具類

FlexiSpot作成のために使ったマキタのジグソー

最後に工具類。

  • ジグソー
  • インパクトドライバー
  • ホールソー
  • サンドペーパーとスポンジ
  • その他

などなどです。作業環境によって必要なものが違うと思うのですが、基本的にはそれほど多くの工具がなくても作れると思います。

インパクトドライバーはすでに持っていたので、今回はジグソーのみを購入しました。もちろん購入店でカットしてもらう場合にはジグソーは必要ありません!

次回へ続く

記事が長くなってきたので、今回はここまで。天板作成とFlexiSpotの組み立ては次回以降の記事に続きます!

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