日本時間2月12日未明、Galaxy S20シリーズが発表されました!
今回発表されたのは、
- Galaxy S20
- Galaxy S20+
- Galaxy S20 Ultra
の3機種。今日はそれぞれのモデルで何が共通していて何が違うのかを確認してみます。
なお、まだ日本国内の各キャリアから発売のアナウンスはないので、全てのモデルが日本国内で販売されるのか、また発売されても仕様変更があるのかは不明です。
Galaxy S20シリーズ共通の性能
まず共通部分です。本体の価格差の割に、意外とCPUやディスプレイの基本性能などは共通しています。
ディスプレイの基本性能はどれも同じ!
まず、それぞれのモデルでサイズは違いますが、解像度や表示性能などの基本部分は共通しています。
- Quad HD+(3200×1440ドット)
- Dynamic AMOLED 2X
- 120Hz
解像度や、120Hzという高リフレッシュレートを採用している点、また有機ELの特性を生かしてディスプレイの両サイドが丸みを帯びているのも共通です。かなり高性能です。
インカメラのホールも極小で目立ちません!
かなり高精細で綺麗に表示してくれるディスプレイであることは間違いないでしょう。
全てのモデルが5Gに対応!
最近あちこちで聞く次世代通信規格である「5G」。今回の3モデル全てが5Gに対応しています。
正直、日本国内で5Gが浸透するにはまだまだ時間がかかると思いますが、国も一緒になって推し進めているプロジェクトなので、そう遠くないうちに使えるエリアが広がるのは間違いありません。
そうなると各スマホが5Gに対応するのも時間の問題です。
ただし、同じ5GでもS20は6GHz以上のmmWave(ミリ波帯)には対応していないため、国内ではS20+とS20 Ultraのみ発売になる可能性もあります。
充電方式
充電はUSB-C接続による充電に加え、ワイヤレス充電「Fast Wireless Chaging」、更にはGalaxyから別のワイヤレス充電対応機器に電力を供給する「Wireless PowerShare」にも対応します。
この「Wireless PowerShare」は無線で別の機器にスマホの電池残量を分け与えられるという機能で、恐らくイヤホンやスマートウォッチの充電をターゲットにしてるのかなと思いますが、結構興味があります。
因みに僕はスマホを基本的に有線で充電しているのですが、今使っているスマホがUSB-PDの高速充電に対応していないんです。なので実用上、急速充電に対応するのは非常に嬉しいポイントだったりします。(今やどのスマホでも当たり前ですが…。)
ロック解除は2つで便利!
そしてロック解除ですが、指紋認証も顔認証もどちらも一長一短なのは皆さんご存知の通り。
そこで、S20はその両方を搭載しています。どのモデルを購入してもスマートにロックを解除できるので安心ですね。
というか全てのスマホでこれにしてほしいです。ほんとに。
防水性能等
他、防水性能等も全モデル共通です。
以上のように、かなりの部分でモデル間の差を付けていない印象です。
Galaxy S20モデルによって違うこと
続いて各モデルで違う部分を見ていきます!
サイズはとても大きい!
まずモデル間でサイズが違います。とにかく全て大きい!
Galaxy S20 | Galaxy S20+ | Galaxy S20 Ultra | |
ディスプレイサイズ | 6.2 | 6.7 | 6.9 |
本体サイズ | 151.7×69.1×7.9mm | 161.9×73.7×7.8 | 166.9×76.0×8.8mm |
本体重量 | 163g | 186g | 220g |
特にUltraのサイズ感たるや!
身近なもので例えると、「Ultraは1万円札と同じ幅で、1万円札より7mm長い」です。その大きさが分かっていただけるんじゃないでしょうか。
ここまで大きいと流石に「本当は性能的にUltraが欲しいけどサイズ的にムリ!」って人も多いと思います。
多分性能を上げるために大きくせざるを得ない部分もあるとは思うんですが、もう少しコンパクトにしてほしいところではあります。
カメラはUltraだけ別次元
カメラはもうUltraがズバ抜けています。スマホの世界最高を狙ってきてますね、完全に。
Galaxy S20 | Galaxy S20+ | Galaxy S20 Ultra | |
レンズの数 | 3 | 3+1(距離センサー) | 3+1(距離センサー) |
最大画素数 | 6400万画素 | 6400百万画素 | 1億800万画素 |
画角 | 超広角:13mm F2.2 標準:26mm F1.8 望遠:100mm F2.0 |
超広角:13mm F2.2 標準:26mm F1.8 望遠:100mm F2.0 |
超広角:13mm F2.2 標準:26mm F1.8 望遠:100mm F3.5 |
望遠技術 | 最大30倍 | 最大30倍 | 光学10倍 最大100倍 |
いちおくはっぴゃくまんがそ!!
このカメラ性能は間違いなくS20シリーズの一番の売りだと思います。全部載せで本当に凄い。
ただ、S20+やS20が他のスマホに比べて劣っているかというと、そんなことはありません。
現時点での世界最高峰のスマホカメラが欲しい!という場合はUltra一択でしょうけど、S20+やS20でも十分満足できる性能だし、ミラーレスカメラなどを持ってる場合はムリにUltraを買う必要はないと思いますね。
その他の性能
他、基本性能で若干違う部分もあるので一応ご紹介。
本体内にデータ保存する場合の容量や、RAMメモリの搭載量、それにバッテリー容量が違います。
Galaxy S20 | Galaxy S20+ | Galaxy S20 Ultra | |
RAM | 8・12GB | 8・12GB | 12・16GB |
ROM | 128GB | 128・256・512GB | 128・256・512GB |
バッテリー容量 | 4000mAh | 4500mAh | 5000mAh |
それぞれモデルごとに数パターン用意されますが、恐らく国内で発売されるときはどれかに絞られると思います。
RAMは一度にたくさんのゲームアプリを立ち上げた場合の切り替えの速さなどに寄与するので、大きいに越したことはありませんが、ROM(写真や動画を保存できる容量)は最大1TBのmicroSDカードが使えるのでムリに大きいサイズにする必要は無いでしょう。
またバッテリー容量は、大きい機種ほど減りが早いので、実質な時間の差は数値ほど感じないと思います。
価格はどれも高い!!
価格はずいぶんと上がってしまいました!!日本円に換算して、
- Galaxy S20:約11万円
- Galaxy S20+:約13.2万円
- Galaxy S20 Ultra:約15.4万円
です!
Ultraなんて僕が使っているOffice入りの13インチノートブックより高いですからね…。
これが日本のキャリアから発売されるときに一体どのくらいの金額になるのかはまだ分かりませんが、購入プランやポイントなどをフルに活用する必要がありそうです。
まとめ
ということでGalaxy S20シリーズの発表について書いてみました。
どのモデルが良いかというと、これはもうお財布に相談するしかないわけですが、それにしても大きすぎるサイズと価格を考えると、別にムリにUltraを買う必要は無いんじゃないかなぁと思います。
僕の場合はブログのネタ的な部分もあるのでもしかしたらUltraを購入するかもしれませんが、もしそういうのが無ければS20+かS20にすると思いますね。金額よりもサイズの問題の方が個人的にはネックです。
もちろん最新最先端の機種ですから価格に見合った性能は十分あると思うので、発売までもう少し悩んでみようと思います。
購入したらまた詳しく載せますね、乞うご期待!
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