Logicoolマウス比較!MasterとAnywhereシリーズを比較する!

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以前の記事でご紹介しましたが、僕はLogicoolの無線マウス、「MX Master 2S」と「MX Anywhere 2S」の2つを持っています。

ランクとしてはMasterの方が上ですが、実際に両方使ってみて結局「どちらを気に入るかは使用者の好み」ということがよく分かったので、今回の記事ではどちらの方が皆さんの好みに近いか分かるように書いてみようと思います。

因みに、どちらも現在は3が発売されていますが、基本的な形状は同じです。

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それぞれのマウスについて

MX Masterシリーズ

MX2100sGRサイド

まずMX Masterシリーズについて。

こちらはLogicoolの無線事務マウスとしては最上位のシリーズになります。現在最新はMX Master 3です。

見て分かる通り形状が特殊です。サイドにホイールがあったり、ボタン数が多かったりと、やはり高級感が増しています。
ボタンが増えているということは、設定できるジェスチャーも多いので、自分好みにカスタマイズして使う!という方には良いと思います。

MX Anywhereシリーズ

MX Anywhere 2S本体

一方で、AnywhereシリーズはMasterより1つ下のランクの事務用無線マウスになります。形状はいかにも一般的なマウス!という形。

ボタン数は7。機能としては凄くシンプルですが、それゆえ万人受けすると思います。

2つを比べてみる!

それでは実際に比べてみます!

共通点

まず異なる点の前に、共通点から!

共通点
  • PC常駐ソフト「Logicool Options」
  • バッテリー性能
  • DPI

解像度やバッテリー性能、そして常駐ソフト「Logicool Options」はどちらのモデルでも使えます。特にこの「Logicool Options」はLogicoolマウスの機能性の重要な部分なので、これがどちらも使えるのは非常に良いですね!

そのため2つのマウスを比較しても、ソフトウェア面で「機能が大幅に変わる」とか「こっちのマウスではこの設定が出来るけどこっちでは出来ない」という違いはありません。

もちろん別PC間でシームレスにカーソル移動できる「Logicool Flow」もどちらのマウスでも使用できます。

比較

一方で外観と使用感はかなり異なるので、それらを実際に写真で比較してみます。

まずサイズ感の違い。マジで「親と子」くらい違います!写真で見るより実際は差を感じますね。
MasterとAnywhere比較 上から

サイドからみると2機種の違いがよく分かります。
MasterとAnywhere比較 横から
Anywhereは進む/戻るだけなのに対し、Masterは横ホイールが追加されています。エルゴノミクスとしてはここが一番違う部分ですね。

後ろから見るともっと違いがよく分かります!
MasterとAnywhere比較 後ろから
ご覧の通り高さとサイドの出っ張りがかなり違うので、持ち方と動かしたときの感じがかなり違ってきます。

実際に持ってみました。まずはAnywhere。
Anywhereの持ち方
これは指先で「つまんで」持つスタイルになります。重量は104gと軽いので指先だけでも軽々動かせるイメージ。

一方でMasterはこんな感じ。
Masterの持ち方
ガッツリと手のひら全体で持つ形です。「マウスに手を乗せておく」って感じで安定感があります。

ただ、Masterは150gあるので、動かすときに結構重いです。あと内側が出っ張っているので、動かすたびにそこが突っかかるような感じを受けてしまいました。

ただ、このあたりの使用感も手のサイズや作業内容によってかなり違ってくると思います。僕の場合は、という感じで参考にしてもらえたらと思います。

2Sと3の比較

最後に一応それぞれの2Sと3の比較もしておきます。

Master 2S Master 3 Anywhere 2S Anywhere 3
ボタン数 7 7 7 6
ホイール Megaspeed Megaspeed サイドチルト Megaspeed
充電部 microUSB USB-C microUSB USB-C
重量 145g 141g 100g 100g

Megaspeedホイール

結局一番の違いは「Megaspeedホイール」だと思います。これは最近のLogicoolの上位機種に搭載されるホイールシステムで、通常スピンと高速スピンをアプリケーションごとに自動で切り替えてくれるという機能。これがMaster 3/2S、Anywhere 3には搭載されています。

細かいホイール操作が必要なアプリでは通常モード、ネットサーフィンのようにどんどん流し見していきたいブラウザなどのアプリは高速ホイール、って感じで自動で切り替えてくれます。

ただ、このMegaspeedの欠点として、音が大きいという点があります。特にアプリケーションごとに高速・通常が切り替わるたびにガチャガチャ音が鳴るので、オフィスで使うには厳しかったですね。

サイドチルト機能

一方でAnywhere 2Sはこの機能が搭載されていないので、自分でホイールをグッ!と押し込んで手動で切り替える必要があるんですが、2Sのみの機能として、サイドチルト機能があります。
MX Anywhere 2Sチルト

僕はExcelで「ほんの少しだけサイドスクロールさせる」ってことをよくやるんですが、これがこのサイドチルトだと凄く微調整しやすいんです。

これがMasterシリーズだとサイドホイールで、Anywhere 3だと別のボタンと中央ホイールの組み合わせで行うようになるんですが、Master 2Sのサイドホイールはクリック感がないので、細かい操作はやりづらかったですね。個人的にはサイドチルトが好きです。

ただ、もちろんこれも、普段作業する内容によって「サイドチルトの微調整なんて必要ないよ!」という方も沢山おられると思うので、そのあたりは実際のご使用状況に合わせて選んでいただけたらと思います。

Master 3と2Sはサイドの形状が違う

僕はMaster 3を持っていませんが、2Sと比較するとサイドボタンの配置が変更されています。

こちらが2S。
MX2100sGRサイドボタン

3。
Master3のサイド

ホイールの位置は同じですが、進む/戻るボタンの位置が下寄りに変更されています。実際2Sでは親指をかなり後ろまで持っていかないとボタンに届かないので、3の方が絶対に使いやすいでしょう。

もしMasterシリーズを購入されるなら、絶対にMX Master 3の方が良いと思います。

まとめ

ということで、以上が「MX Master」と「MX Anywhere」を比べてみたよ!という記事でした。

上でも書きましたが、人によってマウスに求めることは違うので、一応僕が使ってみた上で分かった違いをいくつか列挙してみました。

大きさの違いやボタンの配置は実際に使ってみないと分からない部分も多いと思いますが、少しでもお好みのマウス探しの参考になれば幸いです!

僕自身はMX Anywhere 2Sを使っています

因みに、僕自身は結局MX Anywhere 2Sを2つ買って、自宅と会社で使っています。

以前使っていたMaster 2Sは

  • サイドチルトボタン必須
  • Megaspeedの音が大きすぎる
  • 重い

という理由で、最後まで慣れませんでした…。

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