2021シーズン開幕が待ち遠しい!
ということで、今回の記事ではドライバーラインナップと各チームについて、簡単にですがまとめてみました!
なお、名前の番号のところが黄色くなっているドライバーは車体上部のカメラが黄色のドライバーなので、見分けるときの参考にしてください!
ドライバー・コンストラクターラインナップ
まずはコンストラクターとドライバーラインナップです。
メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
コンストラクター○連覇、ハミルトンの8回目のワールドチャンピオン、100勝という前人未到の記録を狙う絶対王者とも言えるチームです。2021年、DASの使用は禁止されましたが、その実力を揺るがすほどのことではありません。
- チーム国籍:ドイツ
- チーム本拠地:イギリス/ブラックリー
- チーム代表:トト・ウォルフ
ドライバー
ドライバーラインナップは前年同様。ハミルトンが実質上の絶対エースですね。
- 44:ルイス・ハミルトン(イギリス)
- 77:バルテリ・ボッタス(スウェーデン)
マシン
- シャメルセデス製「F1 W12 EQ Performance」
- パワーユニット:メルセデス
- ギアボックス:メルセデス
レッドブル・レーシング
ホンダが2021年で撤退することが決まっているため、節目の年となります。PU凍結が決定したので、2022年以降のPUについてはレッドブルがホンダから知的財産権を買い取り、継続使用することを予定されています。
- チーム国籍:オーストリア
- チーム本拠地:イギリス/ミルトン・キーンズ
- チーム代表:クリスチャン・ホーナー
ドライバー
ドライバーラインナップは例年までのチーム方針と異なり、経験のあるペレスを起用しました。これでメルセデスに対してもチームとして戦うことが出来るため、フェルスタッペンが少しはハミルトンを脅かすことができるかもしれません。そうなればシーズン全体が面白くなりそうです。
- 33:マックス・フェルスタッペン(オランダ)
- 11:セルジオ・ペレス(メキシコ)※レーシングポイントより移籍
マシン
- シャシー:レッドブル製「RB16B」
- パワーユニットサプライヤー:ホンダ
- ギアボックス:レッドブル
マクラーレンF1チーム
2020年大躍進したチームの1つ。2021年は他のチームが大きなマシン変更が出来ない中、PU変更が入る唯一のチーム。PU変更にはトークンを必要としませんが、それに付随する変更点にリソースを取られるため、2021年に結果を出すにはチーム力が必要です。
- チーム国籍:イギリス
- チーム本拠地:イギリス/ミルトン・キーンズ
- チーム代表:アンドレアス・ザイドル
ドライバー
サインツがフェラーリに移籍し、リカルドを獲得。マシンもドライバーも2022年を見据えて着実にレベルを上げています。
- 3:ダニエル・リカルド(オーストラリア)※ルノーより移籍
- 4:ランド・ノリス(イギリス)
マシン
- シャシー:マクラーレン製「MCL35M」
- パワーユニット:メルセデス
- ギアボックス:マクラーレン
アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワン・チーム
前年までのレーシングポイント。こちらも2020年に大躍進したチームの一つです。
2021年はコンストラクターにアストンマーティンを加え、資金もより潤沢になり、更なる躍進を狙います。
- チーム国籍:イギリス
- チーム本拠地:イギリス/シルバーストーン
- チーム代表:クリスチャン・ホーナー
ドライバー
若手のランス・ストロールに加え、ベテランのセバスチャン・ベッテルが加入。4度のワールドチャンピオンの経験を活かしてチーム力が上がるのか、今季の大きな見どころの1つです。
- 5:セバスチャン・ベッテル(ドイツ)※フェラーリより移籍
- 18:ランス・ストロール(カナダ)
マシン
2020年型メルセデスのコンポーネントを使用することで、トークンなしでマシンを進化させられるのは大きいです。どんなマシンを仕上げてくるでしょうか。
- シャシー:アストンマーティン製
- PU:メルセデス
- ギアボックス:メルセデス
アルピーヌF1チーム
前年までのルノー。資金難やPU供給先減少など苦しい事情が続きますが、2020年は2度の表彰台を獲得するなど、確実に成績を伸ばしたチームの1つです。今季もアロンソ復帰やチーム代表の交代など話題は欠きません。
- チーム国籍:フランス
- チーム本拠地:イギリス/エンストン
- チーム代表:マルチン・ブコウスキー(?)
ドライバー
- 14:フェルナンド・アロンソ(スペイン)※復帰
- 31:エステバン・オコン(フランス)
マシン
- シャシー:アルピーヌ製「A521」
- PU:ルノーE-Tech
- ギアボックス:ルノー
スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
2020年に一番期待外れの結果を残したチームですね。PUの性能不足が一番の原因でしょう。
最低でもコンスト3位以上が求められるチームですが、今年は限られた開発の中でそのPUの性能をどこまで上げられるかが鍵です。
- チーム国籍:イタリア
- チーム本拠地:イタリア/マラネロ
- チーム代表:マッティア・ビノット
ドライバー
サインツが移籍し、若手・イケメンドライバーラインナップとなりました。2021年も我慢の年かもしれませんが、将来は有望なはず。
- 16:シャルル・ルクレール(モナコ)
- 55:カルロス・サインツ(スペイン)※マクラーレンより移籍
マシン
- シャシー:フェラーリ製「SF21」
- PU:フェラーリ
- ギアボックス:フェラーリ
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
2021年一番注目しているチームです。なぜなら久しぶりに日本人ドライバーの「角田裕毅」選手がデビューするから!
チームとして、前年はモンツァで優勝するなど勢いに乗っています。すごく期待しています。楽しみ。
- チーム国籍:イタリア
- チーム本拠地:イタリア/ファエンツァ
- チーム代表:フランツ・トスト
ドライバー
角田選手はF2での走りを見ていても、すごくタイヤの使い方がうまく、また精神面も安定しています。
ガスリーとともに良い成績を残してほしいですね!
- 10:ピエール・ガスリー(フランス)
- 22:角田裕毅(日本)※新加入
マシン
アルファタウリもレッドブルの2020年仕様のリア周りを使うことで、トークンを消費せずにマシンの性能を上げることが可能です。
- シャシー:アルファタウリ製「AT02」
- PU:ホンダ
- ギアボックス:レッドブル
アルファロメオ・レーシング・オーレン
ザウバーがアルファロメオをタイトルスポンサーにして2年目のシーズンです。
2020年は供給を受けるフェラーリPUの競争力が大きく低下してしまったため、多くのレースでライバルの後塵を拝する機会が多かったです。
2021年もフェラーリPUの出来にかかっています。
- チーム国籍:スイス
- チーム本拠地:スイス/ヒンヴィル
- チーム代表:フレデリック・バスール
ドライバー
- 7:キミ・ライコネン(スウェーデン)
- 99:アントニオ・ジョビナッツィ(イタリア)
マシン
- シャシー:アルファロメオ製「C41」
- PU:フェラーリ
- ギアボックス:フェラーリ
ハースF1チーム
ハースはドライバーラインナップを一新してのシーズンになります。
新興チームしてすごくよく頑張っているんですが、2020年は何せPUが悪かった。
日本人としては、レースエンジニアの小松礼雄さんがいるので応援したくなるチームです。
- チーム国籍:アメリカ
- チーム本拠地:イギリス/バンベリー
- チーム代表:ギュンター・シュタイナー
ドライバー
本来ならミハエル・シューマッハの息子がF1デビュー!ということで話題になるはずだったのに、すっかりマゼピンの方が話題になっています。
- 9:ニキータ・マゼピン(ロシア)※新加入
- 47:ミック・シューマッハ(ドイツ)※新加入
マシン
- シャシー:ダラーラ製「VF21」
- PU:フェラーリ
- ギアボックス:フェラーリ
ウィリアムズ・レーシング
2020年中に創業一家ウィリアムズ一族が運営から撤退。2022年からはメルセデスから受ける部品供給の増加(ギアボックスなど)を発表していますが、2021年は引き続き苦戦することが予想されますが、着実に実力はアップしてきているので、このまま上昇してくれることを期待します。
ファーストドライバーであるラッセルの実力はハッキリしているので、ぜひ良い車に乗ってもらいたいところ。
- チーム国籍:イギリス
- チーム本拠地:イギリス/グローヴ
- チーム代表:サイモン・ロバーツ
ドライバー
- 63:ジョージ・ラッセル(イギリス)
- 6:ニコラス・ラティフィ(カナダ)
マシン
- シャシー:ウィリアムズ製「FW43B」
- PU:メルセデス
- ギアボックス:ウィリアムズ
レース日程
ついでにレースの日程もまとめておきます!
1 | バーレーンGP | バーレーン・インターナショナル・サーキット | 3月28日 |
2 | エミリア・ロマーニャGP | イモラ・サーキット | 4月18日 |
3 | ポルトガルGP | アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ | 5月2日 |
4 | スペインGP | カタロニア・サーキット | 5月9日 |
5 | モナコGP | モンテカルロ市街地コース | 5月23日 |
6 | アゼルバイジャンGP | バクー市街地コース | 6月6日 |
7 | カナダGP | ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット | 6月13日 |
8 | フランスGP | ポール・リカール・サーキット | 6月27日 |
9 | オーストリアGP | レッドブル・リンク | 7月4日 |
10 | イギリスGP | シルバーストン・サーキット | 7月18日 |
11 | ハンガリーGP | ハンガロリンク | 8月1日 |
12 | ベルギーGP | スパ・フランコルシャン | 8月29日 |
13 | オランダGP | ザントフォールト・サーキット | 9月5日 |
14 | イタリアGP | モンツァ・サーキット | 9月12日 |
15 | ロシアGP | ソチ・オートドローム | 9月26日 |
16 | シンガポールGP | シンガポール市街地コース | 10月3日 |
17 | 日本GP | 鈴鹿サーキット | 10月10日 |
18 | アメリカGP | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ | 10月24日 |
19 | メキシコシティGP | エルマノス・ロドリゲス・サーキット | 10月31日 |
20 | サンパウロGP | インテルラゴス・サーキット | 11月14日 |
21 | オーストラリアGP | アルバート・パーク・サーキット | 11月21日 |
22 | サウジアラビアGP | ジッダ市街地コース | 12月5日 |
23 | アブダビGP | ヤス・マリーナ・サーキット | 12月12日 |
コロナの影響を大きく受けるシーズンになると思いますから、現段階の暫定カレンダーです。このうち一体何戦が開催されるでしょうか…。
日本GPは鈴鹿の契約が2021年までとなっているため、今年も開催されないようであれば2022年以降の契約が危ぶまれてしまいます。
まとめ
ということで、自分用の備忘録も兼ねて2021年の情報をまとめてみました。
ここ数年ずーっとMercedes&ハミルトン一強時代が続いていますが、今年はレッドブルに加入したペレスが活躍したり、新レギュレーションのフロア制限がロングホイールベース車の方が影響が大きかったりした場合には少しはチャンピオン争いも面白くなるんじゃないかなぁと思います。
そして何より今年の一番の注目は角田選手の加入だと思うので、今から楽しみでなりません。どうか、コロナの影響少なく、無事安全に開催されることを願っています!
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