USB-PD 65W対応のRAVPower窒化ガリウム充電器「RP-PC133」を購入したのでご紹介します!
RP-PC133の特徴
- USB-C PD対応で最大65W充電!
- 窒化ガリウムタイプで更に小型に!
USB-PDで65W充電に対応!
まずこの充電器はUSB PDに対応なので、USB-Cを使って対応の機器に充電する場合、65Wの急速充電が可能です。
一般的な安い充電器はせいぜい10W程度なので、それらと比べると充電に掛かる時間が最大で6倍以上早くなります。
もちろん充電される機器が何Wまでの給電に対応しているかも重要なんですが、最近のスマホやノートPCはほとんどPD規格に対応しているので、この充電器を使えば高速で充電出来るようになります。
窒化ガリウムタイプなので小型!
そして、最大の特徴は窒化ガリウム(GaN)タイプであること。この窒化ガリウムを使った充電器はとにかく小型にできます。
わかりやすく比較してみます。
僕は同じくRAVPower製の、窒化ガリウムではないPD対応充電器「RP-PC105」を持っています。
PR-PC133が凄く小さいのがお分かりいただけると思います!重さも、133が116gに対し、105は148gと30g以上違います。
RP-PC105はカバンに入れて持ち運ぶにはちょっと厳しかったんですが、133であれば十分可能なサイズに仕上がっています。日々の通勤でもいつも持ち運べるかどうかの違いがあると思いますよ!
実際に測ってみた
せっかくなので、実際にどのくらいのW数で充電できているか計測してみました。本当は電流計で測りたかったのですが、どっかいったのでワットチェッカー付きの電源タップで測りました。
RP-PC133の場合
まずPD対応のノートブックの場合。
本来このRP-PC133の性能は65Wまで出るんですが、これはノート自体の性能のせいで33Wまでしか出ていません。実際、60Wまでオーバーで充電出来る機器ってまだまだ少ないのが現状です。
一方、QCに対応したUSBタイプAの充電はこちら。microUSB対応のスマホの充電です。
平均で16W程度となっていました。
タイプAはQC(クイックチャージ)に対応しているので最大18Wで充電することが可能です。僕が使っているスマホはGALAXY S7 edgeなので、実測で16W出ていて、ほぼ理論通りの数値でした。
RP-PC105も計測してみた!
比較として、RP-PC105でも計測してみました。
こちらもUSB-Cの場合はPDに対応しているので、RP-PC133と同様の値です。
ノートPCの性能で頭打ちしているのがわかると思います。
一方タイプAの充電。こちらは性能が少し劣り、9Wまででした。Galaxyの上限まで出ていません。
今回の比較では、133の方がタイプAでの充電性能が上回るということが分かりました。小さいのに充電性能が上なわけです。窒化ガリウムってすごいですね。
microUSBのスマホもずいぶん減っていますが、まだ使っている方には割と大きく影響するかもしれません。
対応ケーブルを使いましょう
ここまでいいことづくめのRP-PC133のご紹介ですが、注意点もあります。それが使用するケーブル。
まず、iPhoneを使用する場合、PD充電しようと思うと、USB-C – Lightningタイプのケーブルが必要になります。iPhone12シリーズからは付属のケーブルがC-Lightningに変更されていますが、ケーブルの内部が断線してくるとこれまた本来の性能が発揮できず充電速度が遅くなるため、できれば断線しにくい編込みタイプがオススメです。
他、Androidやノートブックの場合はUSB-Cケーブル。
ケーブル不良による充電速度の低下は割とよくあることなので、もしあまりに速度が遅いようだったら、充電器と同時にケーブルも疑ってみると良いかもしれません。
まとめ
ということで、RAVPowerの充電器「RP-PC133」についてご紹介しました。
この充電器は「性能」と「サイズ」を高い次元で両立しているといえます。僕は会社でも自宅でも外出先でもノートPCを使うので、やはり出来るだけ充電器を持ち歩きたいと思っています。
ノートPC+充電器を少しでもコンパクトに持ち歩けるようになったので、非常に便利になりました。
もし僕と同じように、小型で高速な充電器を探している方がおられたら、この記事が少しでも参考になれば幸いです!
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