急速給電モバイルバッテリー「RAVPower PR-PB201」レビュー!

充電器・モバイルバッテリー
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ノートパソコンを満足に充電できるモバイルバッテリーがほしい!

というわけで、USB PDの高速給電に対応したモバイルバッテリー「RAVPower PR-PB201」を購入したのでレビューしてみます!

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RAVPower PR-PB201

今回購入したのはRAVPowerの「PR-PB201」。モバイルバッテリーとしては現状最速の部類だと思います。

まずは特徴を詳しくご紹介します!

急速充電企画USB PDに対応!

このモバイルバッテリーの最大の特徴は、なんといってもUSB PD(パワーデリバリー)に対応していること
それも、充電(インプット)と給電(アウトプット)の両方がPDに対応しています。

  • デバイスへの給電(アウトプット)→ 60W
  • バッテリーへの充電(インプット) → 30W

60Wの給電というと、一般的なPD対応急速充電器よりも速いくらいの性能なんですよね。なのでノートブックPCのような大電力を使う機器でも、十分に充電しながら使うことが可能です。

もちろん、モバイルバッテリー自体の充電もPDに対応しているので、PDに対応した充電器を使えば、大容量ながら3時間で充電できます

大容量

それから大容量である点も重要なポイントです。

一般的に売られているモバイルバッテリーは4000mAh~10000mAh程度のものが多いですが、こちら実に20000mAhです。残量0%のiPhone12を4回以上充電できます。

もちろん、ノートブックPCは40000mAh以上のバッテリーが搭載されているので、これ1台で満充電にすることはできません。

しかし「あと少しで電源落ちそう」っていう状態から「余裕がある」状態まで充電できるだけの容量は十分にあるので、ノートブックを外でよく使う方にも安心の容量だと思います。

USB タイプAとタイプC同時出力でも高速

そしてUSB タイプAの急速充電にも対応しています。

  • タイプAのみの場合の出力:最大18W
  • タイプCのみの場合の出力:最大60W
  • 同時に出力した場合:A…最大15W、C…最大45W

タイプAとタイプCの同時充電を行うと出力が大きく下がるものもありますが、こちらはちゃんと合計60Wで給電します。

まだまだmicroUSBを使った機器も多いですから、タイプAの性能も大切ですよね。ノートPCとスマホを充電したい、という要望にもちゃんと対応しています。

パススルー充電にも対応

そして、一応パススルー充電にも対応しています。

ただ、この充電器はCのポートが充電・給電の両方を兼ねているので、Cで充電・Aで給電という限定的な状況のみでしか使えません。個人的にはあまり使うことはないかも?と思っています。

実際に使ってみた

それでは実際に使ってみたのでご覧ください!

外観

RAVPower PR-PB201

まず、外観です。カラーはブラックとホワイトの2種類がありますが、僕のは黒。

デザインは至って普通で、特にオシャレではありません。The モバイルバッテリー!って感じ。

一方サイズは約151.7 × 66.7 × 25.2 mm、重さ約372gでかなりの大きさ重さです。「ずっしり」という言葉がしっくり。黒の塊です。さすが20000mAh。

僕が持ってるAnkerの20000mAhのバッテリー(こちらは急速充電に対応していない)は342gでそれよりも更に重いです。やっぱり急速充電は発熱があるので、それに対応したサイズにするとどうしても大きくなるんでしょうね。

ポート

RAVPower PR-PB201

接続口は、タイプAとCが1つずつ。バッテリー充電とデバイス給電は、どちらもこのタイプCのポートを使って行われます。

USB-Cケーブルが一本付属するので、USB-Cに対応した充電器さえあれば、すぐに使用可能です。

RAVPower PR-PB201

上でも書いたとおり、USB-CとAの両方に機器を繋いでも最大合計60Wで給電することが可能。細かいところですがこれは便利です。

操作はボタン一つ

RAVPower PR-PB201

操作はすごく簡単です。というかUSBケーブルでデバイスを繋げば勝手に給電が始まるので、操作することは何もありません。

ボタンは、バッテリー残量確認用のLEDを点灯させるために使うだけですね。

因みに定電流モードはありません。

実測

実際の電力も、ワットチェッカーを使って測ってみました。

ノートPCを繋いだ場合

僕のノートPCはUSB PDに対応していますが、最大30Wまでしか対応していないので残念ながら頭打ちです。

実測値で、30.294W(19.8V × 1.53A)でした。

Type Aでスマホを充電した場合

続いてmicroUSBのスマホを繋いで充電した場合です。

こちらは結構波があって変動するんですが、実測値でだいたい12.5~15.4Wほど出ていました。

15.4Wのときの値は8.74V × 1.76Aでした。

給電

最後にUSB PDに対応した充電器でバッテリー自体を充電した場合。

こちらも実測値で32.2W(19.9V × 1.62A)程度出ていました。

多少の変動はあるので、こちらも公称通りといったところです。

まとめ

ということで、RAVPowerのUSB PDに対応したモバイルバッテリー「PR-PB201」のレビューでした。

このバッテリーは本当に分かりやすく、とにかく「速くて大容量」に振っているという潔い製品です。なので重さやサイズなんて二の次!と完全に割り切っています。

なので使う方としては、荷物をコンパクトに抑えたいようなシーンでは論外ですが、ある程度の物量は必要だと割れるシーンであれば、凄く心強いバッテリーだと思います。

因みに僕の場合、完全にノートPC用に購入したわけですが、案外持ち出して使うよりも家の中で、コンセントから少し遠いような場所での使用頻度が高いんですよね。ちょっと作業するときにサッと取り出して繋いでおく、っていう使い方で非常に重宝しています。

凄く割り切った製品なので誰にでもオススメ!というものではありませんが、大容量・高速充電がとにかく魅力的なバッテリーなので、そういう用途で使いたい方には最適な一品だと思いますよ!

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