B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-広島グリーンアリーナに参加してきました!
今回そのうち1日が「チケットぴあ」の開放席「バックスタンド席」だったので、普段見れない裏側からのLIVE-GYMについて、体験談を記してみようと思います!
開放席、バックスタンド席とは?
まず今回の用語である「開放席」と「バックスタンド席」の説明を簡単にしておきます。
開放席とは、ステージとの位置関係で音が悪かったりアーティストが見えにくかったりで普段だったらシートで覆っちゃうような席です。申込みが凄く多いときなどに「特別に開放するよ」という扱いですね。
販売の際には「音が悪かったり見えづらいことがあるけど了承してね」という注意書きのある席なので、例えばスタンドの端っこみたいにステージ設営物の影になって見えづらい席かなぁと思っていたら、今回はステージ裏でした。
下画像のステージ奥に見える席がそのバックスタンド席ですね。
画像はB’zのオフィシャルFacebookページより。
このようにアーティストの背中側からライブを見る席となります。
B’zの場合、演出などで同様の席を設けることは過去に何度かありましたが、こういう開放席という扱いは稀で、非常に貴重な体験が出来ました。
結果的に開放席は凄く良い席だった!
今回僕は広島公演の2日間に参加できたので、幸運なことに一般席(アリーナ)と開放席(バックスタンド)の両方で見ることが出来ました。
なんですけど、2日目に一緒に参加したのがうちの66歳の母親で、「一度で良いからB’zのコンサートに行ってみたい!」という希望を叶えるために一生懸命2日目のチケットを取ったという経緯が。
なので正直に言えば、バックスタンド席だと分かったときはちょっと不安になりました。
でも実際に始まってみると…
これが普段出来ないような体験ができ、結果的に親子ともども大満足でした!
お得なほどに距離が近い!
まず、バックスタンドってステージのすぐ裏なので、アーティストとの距離が凄く近いです。
汚い図で申し訳ないのですが、今回のセットがこんな感じ。後ろ側から見た図ですね。
緑の部分が今回B’zの2人が動き回るメインの場所。これはいつも通り。
今回はそれに加え、ステージの後ろ側に通路(青色)があって、ときどき2人がバックスタンドのお客さんの方に来てくれるんです。2人が来たらもう「きゃー!!」の「ぎゃー!!」ですよね。
僕は一番後ろで一番端の席だったので、バックスタンドの中でも一番遠かったんですけど、それでも十分に満足できる距離で、物凄いお得感がありました。
もちろんSS席の方が距離は近いし、ライブのパフォーマンスをフルで楽しめるのは間違いないんですが、開放という滑り込みで取れたチケットにしては物凄くラッキーな席だなぁと感じた次第。
周りのお客さんのノリが凄く良い!
そしてこれは本当に周りの人に感謝なんですけど、バックスタンドのお客さんのノリが凄く良かったんです!
手拍子もみんな凄く楽しそうにやってるし、REDのコーラス部分でもみんな大盛り上がりで歌ってるんですよね。
ライブでも、席によってはちょっと恥ずかしさが抜けきれないような、みんな様子見してるようなブロックがときどきあると思うんですけど、そういうのが全くなくてみんな凄く楽しそうだったんです。一般販売の席とは思えないノリ!
これは周りの皆さんの「盛り上がろう!」という気持ちと、たとえ後ろ側でもサイコーの音楽体験をさせてくれるB’zの相乗効果なんでしょうね!
このおかげで物凄く楽しかったです!
背面だからこそ見えたライブの濃密な裏側
そして今回書きたかったのは、後ろ側だからこそ見れた情報です!
僕もファン歴はそこそこ長いですが、今まで知らなかったことをたくさん知ることができました。
稲葉さんがよく脚を置いてる台の秘密
画像はBARKSの過去のライブレポートより。BARKSのB’z特集は毎回凄く面白いのでぜひ読んで欲しい!
皆さん、稲葉さんがよく脚を置いたり上ったりしている台って何のためにあるかご存じですか?
僕はずっと「イヤモニ付けてるのにモニタースピーカーも必要なのかな?」くらいにしか思ってなかったんですけど、実はあれ、裏側にディスプレイが設置してあって歌詞や曲名、その他注意点などが表示されているんです!
歌詞はだいたいこんな感じで黒地に緑で書かれていたように見えました。
Aerosmithのライブ映像なんか見てると歌詞が流れてるのがよく写ってるんですが、B’zの映像作品では見たことがなかったので全く知りませんでした。
ただし稲葉さん自身はこのディスプレイより前に出たり、全然違う場所で歌っていることが多いため、実際には全部覚えてるんでしょうね。
歌詞見てる感じも全く無いですし、そもそも間違えるときは間違えてるしw
歌詞が飛んだりしたときの保険的な扱いなのかもしれません。
あと次の曲のタイトルですね。これは外国人メンバーもいたため、日本語と英語の両方で表示されていました。
ジャムっぽいセッションから徐々に盛り上がっていって、突然次の曲のイントロが始まるようなとき、実はバックスタンド席の観客からは、次に何の曲が始まるか分かっていましたw
それから特効が爆発する場面があるんですけど、これのときは
BOMB!
やっぱりステージで聞いてたらかなりの音でしょうから、心構えが必要なんでしょうね。
さらに!裸足の女神で松本さんがギターソロを弾いているときにはなんと…
こんな感じでドリルのイラストがデカデカと表示されていましたw
他は黒地に文字だったのに、ドリルだけは白バックで斜めの黒ドリルだったので凄くよく覚えています!
YouTubeにも稲葉さんがドリルを渡し忘れるシーンがアップされていますが、もしかしたらそれ以降でしょうか、実はこういう対策がされていたようですw
後ろから見てるとドリルの絵2つの間で松本さんがソロを弾いていたので、今になって考えるとかなりシュールな場面だったような気もしますw
稲葉さんの発声練習が聞こえた!
あと、これは本当に一部の席の人だけだったようですが、ちょうど僕たちの席の下付近が稲葉さんが通る通路だったみたいで、開演直前に稲葉さんの発声練習が2回聞こえました!
よくツアードキュメントとかで出ているあの発声練習です。マイクを通してない稲葉さんの肉声!
あれって、なぜか分かんないですけど凄くカッコいいですよね。これを聞いた瞬間、「あれ?もしかして今凄い経験してない?」って思いましたもんね。
一方で気になった点も
そんな感じで凄く良かったバックスタンドなんですが、とはいえ注意書きの通り、気になったこともあったので書いておこうと思います。
(別に不満があるとかいうことではないんですけど、一応誰かの参考になるかもしれないので。)
モニターがないのはツラい
今回のツアーではステージ表側にモニターが設置されており、それを活かした演出があるんです。
映像でお客さんをあおって盛り上げるような進行上のものだったり、雷がアーティストに当たっているような視覚的なものだったりですね。
でも裏面にはモニターが全くなかったので、それらの演出がまったく見えないんです。
なので表側のお客さんがワーッ!と盛り上がっているようなシーンでも、バックスタンドの人たちはシーンとしていましたw
僕はたまたま2daysの参加だったんで演出の意味が解ってたんですけど、バックスタンドだけだったら全く何が起こっているか分からないと思いますね。
できれば簡易的なモニターでスクリーンと同じ映像を流す、もしくは引きの映像を垂れ流すだけでも良いので、小さくでも見せてもらえると良かったかなぁと思います。
距離的にはモニターなんて無くても十分メンバーが見える距離なんですけど、「意味がさっぱり分かりません状態」はちょっと悲しいかも。
まったくメンバーが見えなくなる瞬間がそこそこある
それからこれも開放席なんで仕方ないんですけど、大きな板状のディスプレイがあるため、2人が全く見えなくなる瞬間が結構あります。
矢印の場所ですね。このときって表側では稲葉さんの周りに赤い枠が出てたりして演出がカッコいいんですが、そのときにバックスタンドの人たちには2人が全然見えていないんです。もったいない。
あと演奏がアリーナ側を向いて行うので、松本さんのギターがほとんど見えないのもギターキッズには悲しいかもしれません。
音が少し小さい?
あと、初日に参加したアリーナ席より、バックスタンド席の方が音が小さかったような気がします。
これは僕がバックスタンドの一番端だったからなのかもしれませんが、アリーナで感じたお腹にズンズン響く低音がバックスタンドではあんまり無かったですね。
スピーカーの数自体が表側より少なかったし、もしかしたら逆向きにあまり大きな音を出すと音響上なにか問題があるのかもしれません。
ただし、今回に限って言えば僕は母親と参加していたので、あまり大きすぎる音はちょっと厳しいなぁと思っていたので、結果的には凄く助かりました。
それに加え、ほんの少し音が小さいせいか、アリーナより逆に音が聞き取りやすかったのは嬉しい誤算でした!
まとめ
ということで、開放席であるバックスタンド席に参加したよ!というブログでした。
何度も書いている通り最初は「ちょっと残念な席かな…」なんて思っちゃったんですが、やはりB’zの楽曲、そしてバンドの演奏を聞いていれば正直そんなことは軽く吹き飛んでしまい、結局いつもどおり「サイコー!!!!」って叫んでる自分がいました。
そして「一度で良いから参加してみたい」と言っていた母親が「また行きたい!B’zにハマった!」って言ってたので、僕としてはそれも大きな収穫だったなぁと思う次第。
ライブ中も普段見れないところまで見れて、本当に最高の瞬間を心ゆくまで堪能することが出来たバックスタンド席。
今年のツアーも残すことろ1日となりましたが、もし開放席が当たっている方は、普段見れないところまで見て聞いて体感してもらえたらと思います!
以上、バックスタンド席に当選した記録でした!
追記:BARKSのライブレポート!
BARKSのライブレポートきてました!
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