色使いの参考書「3色だけでセンスのいい色」を買った!めちゃくちゃ良い!

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ちょっとしたプレゼンの資料、お手紙、ブログの色使い。決してデザイナーでなくても色使いに悩むことって意外に多いと思います。

そこでちょっと前にSNSでバズっていた、色使いの本を購入してみました。

見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色」です。

とても使いやすくて良かったのでご紹介します!

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本の中身はこんな感じ

まずは本の構成がどのようになっているかご紹介します。

本の基本スタイル

本の基本スタイルは、見開き1ページに1組み合わせが出ている形式です。

見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色の見本
(画像はAmazonのサンプルから引用)

各サンプルには「〇〇Style」みたいなタイトルがついていて、「こういうイメージで使ってね」というのが分かりやすくなっています。

また、イメージを探しやすくする工夫として、ページの左側には、辞書の見出しみたいに3色が表示されています。漠然としたイメージがある場合、サッと目的のページを開くことも可能です。

「今回はこんな感じでいきたいな」っていうのを素早く決めて、実践することが出来るので便利です。

左ページには基本スタイル

もう少し具体的に見てみます。左ページは基本配色が記載されています。

左ページ

  • 基本的な配色のパターンと作例
  • 構成比
  • 各カラーのコード(CMYK、RGB)

の3情報を基本としています。

3色のバランスとコード

3色のどれをベース、アクセント、サブにするかという基本的な配色方法が出ているので、ここを真似すれば同じような雰囲気を簡単に作り出すことが出来ます。

また、「CMYK」、「RGB」、「カラーコード」で各色を記載してあるので、使うアプリケーションによって自分で変換する必要が無いのが良いですね!

右ページには別のバリエーション

右ページはその応用です。

バリエーション違いが記載されている右ページ

3色のベース・アクセント・サブのパターンを入れ替えたバリエーション違いが提案されています。

同じ3色でもバリエーションが変わるだけで全く違う印象になるのが面白いですね。

原色が多いと疲れちゃう

この本の色使いの特徴に、色合いが落ち着いている点があります。

例えばPowerPointで資料を作るとき、目立たせたい部分を赤注意点を黄色その他ちょっとしたイラストカラーを入れて…とやっていくと、パッと見た目は派手で良いんですが、しばらく見てると疲れてきちゃうんですよね。

その点、この本に例として出ているのは彩度の低い配色が多いため、落ち着いたオシャレなデザインに利用することが可能です。

この本の「センスがいい」っていうのは色使いの落ち着き具合にも起因しているしていると思います。

実際にやってみた

それでは実際にいくつかやってみました!

まず、以前のブログで使ったアイキャッチ画像です。スタイル名は「大人っぽいナチュラルガーリー」です(笑)

薄めの黄色をバックに薄めのピンクとブラウンという色使い。僕のセンスだと絶対出てこないです!

続いて「日本の工芸色」。
作例
たまたま撮ったすき焼き弁当の写真をそれっぽくしてみました。こういう落ち着いた大人っぽい色使いも。

今回の記事のアイキャッチ。「甘めニュアンスカラー」 。
こういう枠を付けることで写真全体のイメージをコントロールするというのは今までやったことがなかったので、新しい発見があったように思います。このあたりも作例を参考にやってみました。

一方こちらは、表紙のマカロンの3色を真似してやってみました。

単純にRGBの色使いなんですが、この本を参考にして柔らかい色使いにしてみました。今までだったらきっと原色系にしていたと思います。

僕は色使いやデザインのセンスがまったくない人間で、ついつい毎回同じような色使いになってしまうんですが、アイディアの参考書的な使い方をすると色々試せて面白いです。

気になった点

凄く良い本なのですが、ちょっと気になった点も書いておきます。

紙面とモニターで色のイメージが異なる

紙とモニターでの色味の違い」が気になるときがあります。

本に出ているカラーコードを入力してみると、なんだか色味が微妙に違うと感じるときがあります。どうしても実際のモニターに表示される色と紙面に印刷された色味が違うため、その印象の違いが発生します。僅かな違いかもしれませんが、これが結構響いてくる。なので、実際には少し調整しながら使っています。

黒と白を使った色使いがあると嬉しかった

それと、黒と白を使ったサンプルがもっと欲しかったと思います。

もちろん黒や白を入れちゃうと2色の色使いになって、この本の趣旨から外れてしまうことは分かっているのですが、僕みたいにセンスゼロの人間だとそういう基本的な部分から教えてもらえると嬉しいなと思うわけです。

ほんの一部でいいので、もう少し例があったら嬉しかったです。

まとめ

ということで、「3色だけでセンスのいい色」をご紹介してみました。

僕みたいに色のセンスがまったくない人でも、色を絞ってイメージに近い画を作れるので凄く重宝しています。人によっては仕事でもかなり使える一冊になるのではないでしょうか。

僕はPCデスクの横に置いておいて、辞典や参考書的な感じでサッと取り出して調べて色を決める感じで使っています。これからのブログの更新や、ゆくゆくはブログデザインそのものに取り入れていけたらなぁと思っています!

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